昨年よりも少しゆったり 桐生の中学生2グループ、2日にわたり米コロンバスの学生とオンライン交流
桐生市内の中学生13人が1日、同市立中央中学校を会場に、姉妹都市である米国コロンバス市のミドルスクールの生徒14人とオンライン交流。初日は書道を活用して自己紹介した。
新型コロナウイルス禍で2020年度以降、海外派遣事業が中止となる中、市教委では前年度から代替事業として、現地のミドルスクールと協力しオンライン交流に取り組んでいる。
プログラムを詰め込み過ぎた前回の経験を踏まえ、今回は主に日本文化を紹介する回と、米国の文化を紹介する回とに分け、ゆとりを設けることに。
1日、中央中に集まった桐生市内の6校13人(Aグループ)の生徒は、ALТ(外国語指導助手)らの助けをかりながら、自分の名前を漢字で、相手の名前をかたかなで墨書し、画面越しに「マイネーム」と「ユアネーム」を紹介した。
フリーディスカッションではヘッドセットをつけて「好きなアニメは?」「音楽は?」「スポーツは?」と、ウェブでの対話を堪能。川内中3年の遠藤春樹さんは「相手の生徒がかわいくて、楽しい時間だった」と、笑顔を見せていた。
今回参加したAグループは15日にも中央中に集合し、今度はコロンバス側から文化の紹介を受け、フリーディスカッションを楽しむ予定。
また、Bグループは8日と22日、相生中を会場に、Aグループとは別の相手校の生徒とオンライン交流を実施する。