【群馬県公立入試】出願から合格発表まで特設サイトで一元管理ー県教委
25年度の群馬県公立高校入試から出願方法が大きく変わる。今まで、紙ベースで作成した入学願書を中学校がまとめて高校に提出する方式だったが、今回から特設サイトで願書の提出、受験料納付を行う「ウェブ出願」を初導入する予定だ。
従来の出願手続きは、受験生が必要事項を記入した紙の願書を、中学校の教職員がまとめて預かり、生徒の調査書とともに高校に提出。受験料は県証紙を購入して添付するか、金融機関の窓口などで支払っていた。
ウェブ出願は、受験生や保護者がパソコンやスマホなどから特設サイトに登録し、願書とインタビューシート(志願理由や学校内外の活動歴などを記入した面接時の参考資料)の提出、受験料納付(クレジットカード決済やコンビニ支払いに対応)、合格発表までデジタルで一元的に行えるようにする。
【画像】写真はイメージです(引用:写真AC)
また中学校の教職員が特設サイト内で、担当する受験生の願書に不備がないか確認することや、生徒の調査書を高校に提出することも可能。
県教委は「受験生や保護者、中学校教職員の負担が軽くなる」と説明している。
ウェブ出願システムについては、県教委が現在、公立高校入試独自の新システム導入に向けて委託業者と調整している。受験生や保護者には秋ごろから中学校を通じて順次情報提供し、年内には県ホームページで詳細を公表して、特設サイトを設置予定だ。
(編集部)
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