【コラム】子どもの変化(神子澤修)
小学生までは、親の言うことを100%聞きました。
ところが中学生になるとそうはいかなくなります。
私には、今年35歳になる双子の息子たちがおりますが、うちの子どももそうでした。
そんな現実の前で、私たち親は狼狽してしまいます。
そこで大切なのは、「動じない」ことです。
「そうきたか」というどっしりとした態度が肝心。
私は、学習塾の先生の知り合いが多いのですが、
以前、公文で20年教えているベテラン講師にこんな質問をしてみました。
「親の思う通りの人生を送っている人(子ども)はどれくらいいますか」
答えはこうでした。
「10人に1人だね」
これが現実のようです。
子どもの変化をどうとらえていくか。
このことは、私たち教師にとっても親にとっても永遠の課題のようです。
桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修
(写真はイメージです)
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