夏休みに科学の魅力を 小学生ら「ぐんだいで遊ぼう!」
科学の魅力を感じられるイベント「2024ぐんだいで遊ぼう!」が7月28日、桐生市天神町一丁目の群馬大学理工学部桐生キャンパス総合研究棟で行われた。二つの新しいテーマを含めた三つのテーマで実施され、参加した子どもたちは、工作や実験を通じて科学の面白さを体験した。
小学4~6年生を対象に2005年から同大学が開催を始め、13年から国立赤城青少年交流の家(前橋市)との共催の恒例イベント。
今回は、17年間続く人気の発泡スチロールの容器とモーターを使ったホバークラフト作りをはじめとする三つのテーマで開催。新テーマ「ジャイロゴマ」作りでは、回転する物体の軸を維持しようとする働きの「ジャイロ」効果を体験するため、500㍉リットルのペットボトルを半分に切り、その切り口の片方にテープを重ね貼りする工作をしたあと、それを遠くへ投げる練習をするために体育館へ移動。初めはすぐに落下しても、何度か投げ続けることで遠くへ飛ばせるようになると、「こつが分かった」と子どもたちは目を輝かせていた。最後に、CDとモーター、軸を組み立て、ジャイロゴマを完成させた。
もう一つの新テーマ「液晶キーホルダー、カードを作ろう」では、水に溶かすだけで色が出る液晶を使って、オリジナルのキーホルダーやカードを作った。
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