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ものづくりのプライドをかけてコマ大戦で白熱ーGメッセ群馬

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ものづくりのプライドをかけてコマ大戦で白熱ーGメッセ群馬

ライフ

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.08.01 
tags:コマ大戦, 両毛ものづくりネットワーク, 全日本製造業コマ大戦

 有志の企業で組織される両毛ものづくりネットワークが企画した全日本製造業コマ大戦が1日、Gメッセ群馬(高崎市)のメインホールで行われた。会場には企業チームや工業高校の生徒チーム、個人でのエントリーなど16チームが参戦した。
 コマは直径20.0mm以下、全長60.0mm以内という規格にのっとって各自が創意工夫して製作したものを使用する。自分たちが誇りを賭けて製作したコマを持ち寄り、土俵の上で一対一で勝負する。コマが土俵の外に出てしまうか、先に止まってしまった方が負けになる。
 大会はトーナメント方式で行われ、1回戦は先に2勝した方が勝ち、2回戦以降は2連勝した方が勝者というルールで行われた。

【写真】コマ大戦の様子

【写真】参加者のコマ

【写真】土俵に置かれたコマ

【写真】決戦前の様子

【写真】対戦する2つのコマ

 コマ大戦には何度もチャレンジするも、無冠だった株式会社ヨコオの小島悠大さんが見事チャンピオンに輝いた。優勝が決まった瞬間、思わずガッツポーズを決め、満面の笑みを浮かべた。
 2位になった富岡実業高校教諭の野﨑将弘さんは普段はコマ作りの裏方として生徒に教える立場だったが、実際に投げてみたくなり今回出場を決めた。優勝経験者との対決に勝利し「お腹いっぱい」と満足げ。

【写真】優勝した株式会社ヨコオの小島悠大さん

【写真】出場者全員での壇上での集合写真

 初出場で3位、工業高校の中では頂点に輝いた太田工業高校自動車研究部の辺見太一さん(高2)は「初出場だったが楽しめた。手ごまの製作期間は4~5日で先生と先輩に教えてもらいながら作った。次回もまた出たい」と決意を新たにした。
 両毛ものづくりネットワークのメンバーでユニーク工業(太田市)社長の羽廣保志さんは「高校生が5チームも出てきてくれ、大会の広がりを感じられて嬉しかった。高校で出場して社会人になってもまだコマを続けてくれている参加者もいて感無量だった」と今回の盛り上がりを12月のコマ大戦桐生場所につなげていきたいと意気込んだ。
 コマ大戦は7月31日、8月1日両日、Gメッセ群馬で行われた「ものづくりフェスティバル2024」(主催・群馬県職業能力開発協会など)のステージイベントとして開催された。

(編集部)

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