英語の平均点、大幅に下がる 習熟度の二極化進むー県教委
19日、群馬県教育委員会は2024年度(令和6年度)の公立高校入学者選抜(全日制・フレックス高校)の結果を発表した。 受検者平均は265.6点(昨年度292点)、合格者平均は273.3点(昨年度295点)だった。今年度の入試から、いままで実施してきた前期選抜と後期選抜が廃止され、入試が一本化された。 出題方針については、従来の方針を引き継ぎつつも、「知識・技能を活用し、課題解決するために必要な思考 …
19日、群馬県教育委員会は2024年度(令和6年度)の公立高校入学者選抜(全日制・フレックス高校)の結果を発表した。 受検者平均は265.6点(昨年度292点)、合格者平均は273.3点(昨年度295点)だった。今年度の入試から、いままで実施してきた前期選抜と後期選抜が廃止され、入試が一本化された。 出題方針については、従来の方針を引き継ぎつつも、「知識・技能を活用し、課題解決するために必要な思考 …
14日、県立桐生高校(高橋浩昭校長)通信制課程の入学式が、同校視聴覚室で行われた。同校通信制は、桐生女子高校時代を含めると76年の長い歴史を持つ。両校統合から4年目の今年度は55人が入学した。 式辞で高橋校長は「通信制での学びは自学自習が基本。自学自習を通して自立の精神を養ってほしい」と述べ、「もし前進するのが苦しくてたまらないと感じたときはそのままの自分でよい。変化の速度が少し遅くなったとしても …
11日、県内初の夜間中学である県立みらい共創中学校(飯嶌幸校長)が伊勢崎市今泉町に開校した。県総合教育センターの体育研修棟を改修した校舎で、初年度は1~3年の3学年で10代~60代までの35名が学ぶ。約8割が外国籍の生徒で、伊勢崎、太田から通う生徒が多いが、桐生・みどり地区からの通学生もいるという。 夜間中学は、何らかの理由で学齢期(中学卒業までの期間)に十分に教育を受けられなかった人たちに、義務 …
桐生地区の中学・高校を対象にした県自転車協同組合桐生支部(津久井昌蔵支部長、13組合員)による2024年度通学自転車安全点検が10日、みどり市立笠懸南中学校で始まった。自転車通学中に中高生が事故に遭う割合が全国ワースト1位の群馬県。同支部は「事故に遭わないよう、必ず自転車点検を」と呼びかけている。 通学自転車の安全点検は、同支部が毎年4月に行う恒例行事。校庭に生徒の通学自転車を並べ、同支部役員がP …
県立みらい共創中学校(伊勢崎市今泉町)は群馬県総合教育センターの体育研修棟を改修して4月に開校した県内初の夜間中学だ。 夜間中学は17都道府県に44校(23年10月時点)あり、全国的な広がりをみせている。不登校など何らかの理由で十分に教育を受けられなかった人や就労のため来日した外国人の子どものうち、学齢期を過ぎた人の受け入れ先として、義務教育相当の教育を受ける機会を保証するための役割が期待されてい …
桐生大学付属中学校(桐生市小曽根町、神子澤修校長)は8日の入学式で、軟式野球部の1期生14人が入学し、今年度の同部発足が正式決定した。小学生時代に実績のある子が多く、監督や同部員らは「創部最短での全国大会出場」を目標に掲げる。 同校は昨年4月、軟式野球部を2024年度に創部すると発表。全国制覇の経験もある系列の桐生第一高校硬式野球部との連携を強調し、同4~10月に計6回の練習会を行うなどして入部希 …
群馬県内の公立高校で9日、一斉に入学式が行われた。このうち桐生市美原町の県立桐生高校(高橋浩昭校長)で行われた全日制入学式には、普通科241人、理数科80人の計321人の新入生が出席し、希望に満ちた表情で高校生活の第一歩を踏み出した。 同校第一体育館で行われた式では、保護者が見守る中、新入生が晴れやかな表情で入場。担任教諭の呼名に応じて新入生一人ひとりが返事をして起立するセレモニーを経て、全員が高 …
3月25日、群馬県教育委員会は「群馬県教育ビジョン」(第4期群馬県教育振興基本計画)を発表した。 本ビジョンは県の教育の振興に関する基本的な計画であり、「第2期群馬県教育大綱」とならぶ、教育分野における最上位計画。24年4月~29年3月までを計画期間としている。 ビジョンでは、「人がだれしも生まれつき持っている、自分と社会をより良くしようと願う意志や原動力(エージェンシー)を発揮」することが重要だ …
22年度の小・中学校における不登校児童生徒数は約29万人(文部科学省調べ)で過去最多を記録した。群馬県内でも小学校では10年連続増加、中学校では9年連続増加となっている。不登校の児童・生徒の増加を背景に私立の通信制高校の開校が相次いでいるが、不適切な指導が横行しているとの指摘もあり、昨年11月、文科省は私立通信制高校の認可基準を再整備し、全国の自治体に通知した。 群馬県内の私立の通信制高校の現状に …
桐生大学付属中学校(神子澤修校長)の入学式が8日、桐生市小曽根町の同校講堂で行われた。勉学やスポーツなどそれぞれ目標を持ち、期待と希望を抱いた新入生35人が出席。新入生代表は「仲間と切磋琢磨しながら学校生活を大切に過ごしたい」と抱負を述べた。 今年度の新入生は特別進学コース11人、進学スポーツコース24人。系列の桐生第一高校に内部進学できる併設型の中高一貫校だ。 保護者や教職員らが見守る中、緊張し …