「うどん作り 楽しいね!」 らららこども園でうどん打ち体験 まつもとやの協力で
社会福祉法人ビハーラ・らららこども園(桐生市)で28日、園児たちのうどん打ちの体験が行われた。食育に力を入れている月門海園長が「群馬の食の素晴らしさを伝えたい」と市内のうどん店まつもとや店主の西須一雅さんに企画を持ち掛け、実現した。
当日、お遊戯室には〇歳児~年長までの園児全員が集まり、午前10時にうどん打ち体験は始まった。
小麦粉と塩水を合わせる水回しの作業をする西須さんの様子を不思議そうに眺める園児たち。生地ができあがり、「触ってみたい人」と西須さんが呼びかけると子どもたちからは「やりたい」と一斉に手が挙がった。
当初、踏みだけの体験の予定だったが、うどん作りの最初から最後まで体験してもらおうと、西須さんが子どもたちでも安全に使える切り用の工具を新調した。
最初は緊張した面持ちだった園児たちも西須さんや保育士のサポートで上手に切れると笑顔をほころばせた。体験した年長クラスの深澤羽南ちゃんは「切ってみたらむちゃくちゃ面白かった」と満足げ。
うどん打ちを披露した西須さんは「うどんの生地でモンブランみたいなものを作ってみたり、子どもたちの枠にはまらない自由な発想に触れることができ、日本の子どもたちもまだまだ行けるぞ」と嬉しそうだった。
お昼はみんなで実際に作ったうどんが献立に。教室のあちこちから「おいしい!」の声が上がった。
月門園長は「子どもたちが目をキラキラ輝かせながら体験に参加してくれて良かった」と話した。
(編集部)
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