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【コラム】『アンガーマネジメント』(神子澤修)

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【コラム】『アンガーマネジメント』(神子澤修)

オピニオン

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.11.16 
tags:桐生大学, 桐生大学附属中, 桐生大学附属中 神子澤修, 桐生第一高校

スーパーの店先に正月飾りが並ぶ季節となりました。何となく気忙しさが増してきたような気がします。

 

さて、先日の生徒朝礼で生徒の皆さんに、『平常心』の大切さをお話しました。

そして、『平常心』を失わせる原因として考えられるのは『怒り』であると伝えました。

私たち大人でも、日常の生活を送るうえでついつい感情的になり、怒ってしまい、言わなくても良いことまで言ってしまい人間関係を壊したり、遺恨を残したりするケースがあります。

私も40年近い教員人生の中で、感情的になって、平常心を失った状態で生徒を指導してしまい、たくさん失敗をしてきました。

【画像】イラストAC

アメリカでは、「アンガーマネジメント」(怒りを予防する心理療法)という分野の研究が進んでいます。

どうやって怒りと向き合っていくか、怒りをコントロールしていくかをテーマにしています。

怒りを回避する方法として

  • 深呼吸を何回かする
  • 6秒間沈黙する⇒人間の怒りのピークは6秒と言われているため
  • その場から離れる⇒トイレに行く、飲み物を買いに行く

等があげられています。

 

自分の感情といかにうまく付き合っていくか、いかに平常心を保っていくかは中学生にとっても私たち大人にとっても大切な課題のようです。

私は、常日頃、「平常心」「平常心」と心の中で呟きながら生活を送っております。

 

 桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修

プロフィール

神子澤 修(みこざわ・おさむ)

<現職>

桐生大学附属中学校 校長

<略歴>

昭和35年 富山県生まれ

昭和59年 明治大学政治経済学部卒業

昭和61年 桐丘短期大学(現・桐生大学短期大学部)卒業

昭和61年 桐丘高校(現・桐生第一高校) 教職

<資格>

教員資格(社会・家庭・保健)

社会教育主事、管理栄養士、調理師、行政書士、危険物取扱者

産業カウンセラー、食育インストラクター、GCS認定プロコーチ、フードコーディネーター

 

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