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【コラム】『出会い』(神子澤修)

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【コラム】『出会い』(神子澤修)

オピニオン

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.12.27 
tags:桐生大学, 桐生大学附属中, 桐生大学附属中 神子澤修, 桐生第一高校

今年も残すところあと1週間となりました。月日の経つのは早いものです。

 

皆さんは、森信三さんという方をご存じでしょうか。

森先生は、昭和、平成を生きた教育学者であり哲学者です。「教育の師父」と呼ばれた方です。

森先生は、数々の名言を残しています。私が特に気に入っているのは

【画像】写真AC

「人間は、一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」

 

私たちは、人生の中で様々な奇跡的な出会いをしています。出会いは人それぞれですが、どこでどのタイミングでどんな人と出会うかは、その後の人生に大きな影響を与えます。

「あの人に出会えて素晴らしい人生になった」という出会いもあれば、「なんであんな奴と出会ったんだろう」というマイナスな感情を抱く出会いもあるかもしれません。でも、「出会っている事実」に変わりません。振り返ってみて、その時はマイナスと感じていた出会いも、その出会いから多くの気づきや学びがあったことに後になって気づくこともあります。そして、そうゆう出会いがこそが「人生のスパイス」になっているように思えます。

 

そういう意味で、森信三先生の名言は、奥が深いですね。

 

今一度、今年出会ったかけがえのない人々に思いを馳せながら、来るべき2025年を迎えたいと考えています。

桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修

プロフィール

神子澤 修(みこざわ・おさむ)

<現職>

桐生大学附属中学校 校長

<略歴>

昭和35年 富山県生まれ

昭和59年 明治大学政治経済学部卒業

昭和61年 桐丘短期大学(現・桐生大学短期大学部)卒業

昭和61年 桐丘高校(現・桐生第一高校) 教職

<資格>

教員資格(社会・家庭・保健)

社会教育主事、管理栄養士、調理師、行政書士、危険物取扱者

産業カウンセラー、食育インストラクター、GCS認定プロコーチ、フードコーディネーター

 

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