【コラム】『期待値』(神子澤修)
私たちは、いろいろな商品やサービスを購入する際、あらかじめ「期待値」を設定しているそうです。
そして、実際にその商品やサービスを購入してみて、「期待値」を基準にして「評価」をします。
ラーメン屋さんで食べるラーメンを例にしてお話しします。
ラーメンが「期待値」通り美味しかった時、私たちは「満足」します。そして「期待値」以上に美味しかった場合「感動」します。
「このラーメン屋のラーメン旨いよね。感動しちゃった」となります。
「期待値」以上に滅茶苦茶美味しかった場合「感謝感激」の領域に入るんだそうです。
「こんな旨いラーメンを食べることができて本当に良かった。感謝感激だねぇ!」という感じです。
そして、ファン(常連客)になっていくそうです。
一方、その逆もあります。
「期待値」よりもおいしくなかった場合、「不満足」感を持ちます。
そして、「期待値」よりもすごくおいしくなかった場合、「怒り」を覚えます。
「こんなにまずいのか。頭にくるなぁ!」という感じです。
さらに極端にまずかった場合、「あきらめ」の境地に達するそうです。
「このラーメン屋駄目だね。あきらめた」
そして、二度とそのお店にはいかないそうです。
ラーメン屋さんに限らず学校経営においても、まったく同様だと考えています。
生徒、保護者、地域住民や地域社会からの「期待値」を超えられるよう、これからも精進を続けて参ります。
桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修
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