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県立3校に「tsukurunサテライト」オープン 伊勢崎高校で在校生向けオリエンテーションー6日 

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県立3校に「tsukurunサテライト」オープン 伊勢崎高校で在校生向けオリエンテーションー6日 

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.03.06 
tags:tsukurun 前橋, tsukurun 桐生, tsukurun 群馬, tukurun ITAKA, 伊勢崎高校, 吾妻中央高校, 群馬 デジタル 教育, 高崎女子高校

 群馬県はデジタルクリエイティブ人材の育成を目的とした「tsukurun -GUNMA CREATIVE FACTORY-」の活動を拡大し、サテライト施設をDXハイスクールにも指定されている高崎女子高校、伊勢崎高校、吾妻中央高校の3校に設置する。最先端のデジタル機材を備えた環境を提供し、高校生のみならず、地域の小中学生にも創作活動の機会を広げる。

 

 「tsukurunサテライト」では、ハイスペックPC、画像作成ソフト、VRゴーグル、撮影機材などを整備。放課後などの時間に専門スタッフが指導し、3DCGやプログラミング、VR技術を活用した創作活動を支援する。生徒は学校にいながら最先端のデジタル技術を学び、実践的なスキルを身につけることができる。

 

 3月6日、サテライトの1つ県立伊勢崎高校では在校生を対象としたオリエンテーションが行われた。機材に限りがあるため、生徒はグループに分かれ、授業を途中で抜けてローテーションで説明会に参加した。専門スタッフによるtsukurunの概要や施設の利用方法などの説明を受けた後、DXルーム内の最先端のデジタル機器を体験した。

 

 実際に機器に触れた同校1年生の男子生徒は「施設ができると聞いたときはイメージできなかったが、説明を受けてゲームを作れたりするそうなので、ワクワクした」とゲーム作りにチャレンジしてみたいと目を輝かせていた。

 伊勢崎高校はもともと学習室だった教室を「tsukurun ITAKA」のスペース(DXルーム)として割り当てた。同校情報科の前田英一教諭によると「授業の中でPython(パイソン)などのプログラミングを学んでいるが、生徒の中にはかなりプログラミングに精通している子もいる」という。本格的にやりたい生徒からすると、学校にあったパソコンでは処理速度などスペックの面で物足りない環境だった。tsukurunサテライトが校内にできたことで、「(そういう意欲のある生徒の)底上げができる」と歓迎する。

 

 サテライトは地域の小中学生にも開放される。「(サテライトのオープンによって)開かれた学校として地域に貢献することができる」と前田教諭。学校単体でその恩恵を受けるのではなく、地域と学校がよりつながりを持つきっかけづくりになると期待を寄せる。

 

 同校では3月は13日、22日に地域の小中学生にも開放する予定。利用にはメンバー登録などが必要。詳しいお問い合わせはtsukurun GUNMA CREATIVE FACTORY (電話:027-225-2215またはメール:info◆gunma-tsukurun.jp ◆は@)まで。

 

(編集部)

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