未来へつなごう いま、わたしたちにできること 群大理工学部でアースデイ開催ー20日
地球環境について考えてもらおうと、桐生市天神町1丁目の群馬大学理工学部・桐生キャンパスで20日、「第20回アースデイin桐生2025」(同実行委員長 天谷賢児 教授、桐生タイムスなど後援)が開かれた。
20周年を迎えた「アースデイin桐生」は、2006年から始まった自然科学や地域活性化について考える教育環境イベント。環境破壊・動物保護など地球規模の課題を、行楽気分で浸りながら楽しく学べることもあり、近年では2,000人規模の春の恒例行事として好評を博している。
今回も「未来へつなごう いま、わたしたちにできること」をテーマに市内外の大学・高校・研究機関・企業・自治体など57団体が出展。体験型ワークショップや写真のパネル展示などで環境への取り組みをアピールした。
会場では、タイヤの寿命を延ばす技術「溝彫り体験」(日本ミシュランタイヤ株式会社)、「鳴神山のカッコソウの写真展示」(NPO法人鳴神の自然を守る会)、「低速電動バスの展示・試乗走行」(シンクトゥギャザー)「苔ボトル製作」(ボーイスカウト桐生第6団 赤城風の子クラブ)、「物理と化学の実験体験」(県立桐生高校)、ヘビやモルモットのふれあい体験(どうぶつたちの部屋)など多くのブースでにぎわった。
電車とバスを乗り継いで来場した大学生の小林大河さん(18)は「年に一度、地球のことを考える大きなイベントがあるのは有意義だと思う。また来年も訪れたい」と話し、各ブースを興味深く見学していた。
この日は天候にも恵まれ、家族連れや小中学生およそ2,500人(主催者発表)が来場。遊びや体験を通じて、楽しく地球環境について考えていた。
アースデイの様子
この記事は光ケーブルテレビ放送部から情報提供を受けています。