PBL教育、その狙いは【下】 群馬大学理工学部長石間経章さんに聞く
群馬大学理工学部の2年生470人が小グループに分かれ、企業に出向き、現場で課題解決能力を磨くPBL教育だが、理工学部長の石間経章さんは「取り組みを継続することで企業と大学とのつながりが深まり、桐生のまち全体で学生を育てようという意識が市民の間に醸成されれば、地域も大学もきっとおもしろくなる」と、近未来図を描いてみせる。このまちと大学の持続可能性にもつながる、大切な視点である。 【写真 …
群馬大学理工学部の2年生470人が小グループに分かれ、企業に出向き、現場で課題解決能力を磨くPBL教育だが、理工学部長の石間経章さんは「取り組みを継続することで企業と大学とのつながりが深まり、桐生のまち全体で学生を育てようという意識が市民の間に醸成されれば、地域も大学もきっとおもしろくなる」と、近未来図を描いてみせる。このまちと大学の持続可能性にもつながる、大切な視点である。 【写真 …
tags:PBL教育, 群馬大学理工学部, 課題解決型カリキュラム
群馬大学理工学部は4月から、桐生地域の企業や事業所の協力を受け、新たな課題解決型カリキュラムに挑む。2年生が対象で、少人数のグループが3日間、企業に出向き、現場の課題を探り、その解決に取り組む。PBL(ProblemBasedLearning)教育と呼ばれる手法だが、そこには、学生の課題解決能力の育成という目的に加え、地域が協力して学生を育てるという、このまちの将来ともつながる視点が組み込まれてい …