「豊臣兄弟」より強固な絆「新田兄弟」 太田市文化財課の専門員が解説 新田義貞公顕彰会講演会
郷土の偉人の軌跡を学ぼうと26日、太田市を拠点に活動する「新田義貞公顕彰会」(塚本賢丈 会長)は同市金山町の金山城ガイダンス施設で歴史講演会を開いた。
テーマは『脇屋義助公と伊予国(今治市)』と題して、鎌倉・南北朝時代の武将・新田義貞の弟・脇屋義助(1301?~1342)の生涯を太田市教育委員会文化財課の主査専門員で同会幹事(事業担当)の金澤誠さんが解説。古文書や石碑などの史料をもとに当時の時代の流れを説明し、会員や市民ら約50人が聞き入った。
金澤さんは「脇屋義助」を兄・義貞に隠れがちであるが、兄以上に逆境に強く、不屈の精神の持ち主、特に鎌倉幕府討幕の挙兵を進言した勇猛果敢な闘将と指摘。決起を促す「名誉を重んじ、朝廷のために命を捨てよう」の発言が新田一族の未来を変え、歴史を変えたと評価した。
また、放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公・豊臣秀吉、秀長兄弟とも比べ、「兄を助ける“良き弟”であり、生涯不和になることなく、同じ方向に向かって歩み続けた」と賛辞を送った。
なお、「脇屋義助」が生まれた太田市と病没した地である愛媛県今治市は2002年に姉妹都連携が結ばれ、交流が続いている。

(編集部)
この記事は光ケーブルテレビ放送部から情報提供を受けています。
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