ホーム

»

学校ニュース

»

ベネッセ、子ども英語の2ブランドを統合ー2018年4月

学校ニュース

一覧はこちら

ベネッセ、子ども英語の2ブランドを統合ー2018年4月

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2017.10.02 
tags:こども英会話のミネルヴァ, ベネッセ, ベネッセこども英語教室, ベネッセ英語教室 BE studio

ベネッセの子ども英語2ブランドを統合した新ブランド「ベネッセ英語教室 BE studio」のブランドロゴ。

写真を拡大

 2日、株式会社ベネッセホールディングスは、グループの株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市)と、株式会社ミネルヴァ インテリジェンス(本社:東京都新宿区)それぞれが運営する子ども向けの英語教室「Benesse こども英語教室」と「こども英会話のミネルヴァ」を、2018年4月より「ベネッセの英語教室 BE studio(ビースタジオ)」としてブランド統合することを発表した。

 グローバル化がますます進行する中、「使える英語力」を身に付ける重要性は高まってきている。学校でも、2020年度より小5・6で本格的に英語が教科化され、同時に「外国語活動」が3・4年に前倒しされる。教科化されれば通知票の評価対象になり、それに伴って、英語教室市場は今後ますます拡大していくとの予測もある。
 大学入試も大きく変わる。センター試験に代わる大学入試では、英語の「聞く・話す・読む・書く」の4技能が重視され、外部テストの導入も検討されている。
 こうした外部環境の大きな変化をにらんで、同社はベネッセこども英語教室とミネルヴァを統合し、子ども向け英語教室サービスを一層強化することを決めた。

 

 BE studio の“BE”には、子供たちに対して “Be yourself.” 「あなたらしく」を尊重し、“want to be …” 「…になりたい」を応援していく、という想いが込められている。  また、 “studio”の語源は、ラテン語のstudium(勤勉)、およびstudious(熱中)で、子供たちが熱中していきいきと学べ る場所を提供するという決意を表している。

 「ベネッセ英語教室BE studio」 は、子供たちの主体性を尊重しながら、英語が好き・楽しいと思える体験を積み重ねることで、英語で「言いたい」「伝えたい」という意欲が生まれるプロセスを重視したカリキュラム設計をする。
 同社では「『将来こうなりたい』という目標が生まれ、それに向かって一歩ずつ歩んでいけるよう、成長を支援していきます」と話している。
 
 新ブランド「ベネッセの英語教室 BE studio(ビースタジオ)」では、日本人講師または外国人講師のレッスンを、講師が自宅等で開校するホーム型、商業施設などで開校するプラザ型等の教室で受講することができる。
 0歳~高校生まで長期間学べるコース設計で、小学生からはベネッセの国内初の小・中学生対象4技能タブレット検定GTEC Juniorを活用し、英語力の伸びを定期的に把握していく。
 0歳から2歳児向けに、ベネッセの「こどもちゃれんじ」のしまじろうが登場するコースや「Worldwide Kids」のカリキュラムを取り入れたコースも新しく誕生します。このほか、英語でプログラミング・留学生との交流などのイベントも開催し、英語を使う機会を豊富に提供していく予定だ。
 
 現在「Benesseこども英語教室」と「こども英会話のミネルヴァ」は合わせて約1,700教室(2017年10月時点)を展開している。今後2020年に向け、教室数を大幅に拡大していく予定。
(編集部=峯岸武司)
 
◆「Benesse こども英語教室」: 1999 年にスタートした「Benesse こども英語教室」は、幼児から中学生 を対象とした英語教室で、主に日本人講師の自宅開放型を中心として、 全国に約 1,100 教室を展開している(提携教室を含めると 1,400 教 室)。 「英語が好き」という気持ちを育みながら、4 技能のバランスがとれた 英語力を育成するプログラムを提供している。
◆「こども英会話のミネルヴァ」: 1975年に創業、2014年にベネッセグループに。「こども 英会話のミネルヴァ」は、0 歳から高校生を対象とした英語教室で、首都圏・関西圏を中心に、ショッピングセンター・モールなど複合商業施設をはじめとして現在約 300 教室を展開。日本人講師によるコースと外国人講師によるコース双方を実施している。

ページのパスを確認してください

ページトップへ