ナイトオープンキャンパス 群馬医療福祉大学で
群馬医療福祉大学短期大学部・医療福祉学科の学生らがメインとなり、昨年から実施する「ナイトオープンキャンパス」が15日、同大学の前橋キャンパス（前橋市川曲町）で開かれた。コロナ禍による人数制限で昼間のオープンキャンパスに参加できなかった高校生や、仕事終わりの社会人が参加できるよう同大学が独自で行っている取り組みだ。
午後６時半から行われたナイトオープンキャンパスには地元の高校生とその保護者、社会人らが参加した。参加者らは、学校説明や医療福祉学科にある４つのコース（介護福祉、介護福祉士実践、福祉総合、医療事務・秘書）紹介、学生生活を伝えるスライドショーなどで、同大学の理解を深めた。その後に行われた学内探検ツアーでは、同大学の学生が参加者を案内。学生目線のリアルな情報を参加者に伝えた。
企画を中心で進めたのは同大学の２年生６人。ボランティアとして参加した１年生11人と協力し、準備から当日の運営まですべての役割を担った。リーダーの大平晃生さん（20）は、「楽しく学ぶことが大切だと思っている。大学の雰囲気を知ってもらい、学生たちがどれだけ楽しく学んでいるか知ってもらえればうれしい」と話した。
参加した前橋育英高校３年の女子生徒は「先輩たちが優しく丁寧にいろいろなことを説明してくれた。学校にとても興味がわいた」と語った。
（編集部＝臼井晃斗）
