ホーム

»

学校ニュース

»

【学科研究】単位制普通科ってどんな学科?◆伊勢崎清明高校を事例に

学校ニュース

一覧はこちら

【学科研究】単位制普通科ってどんな学科?◆伊勢崎清明高校を事例に

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.05.29 
tags:伊勢崎清明, 単位制 普通科, 大間々, 大間々高校, 太田東, 学科研究シリーズ, 桐生清桜, 高崎北

 高校にはさまざまな学科が存在します。「学科研究シリーズ」はタブロイド判「みんなの学校新聞」(24年7月上旬発行予定)と連動して、さまざまな学びのスタイルを解説していきます。今回は数ある学科の中の一つ、「単位制普通科」について、県立伊勢崎清明高校・教務部の北村元教先生にお話を伺いました。

 

単位制普通科のスクールミッション

◆様々な教科・科目の幅広い学習を通して、広い視野と柔軟な思考力を身に付けるとともに、自分の進むべき方向性を見つけることができる高校
◆生徒一人一人の興味に合わせて幅広い科目の中から選択できるカリキュラムや、少人数授業により、個性を伸長できる高校
◆充実した探究的な学習を通して、他者と協働する力や課題解決力を身に付けることができる高校

 伊勢崎清明高校は普通科の単位制高校です。一般的に「単位制高校」の特徴的な点は「必修科目」の他、生徒が自由に選択できる選択科目が豊富にあることです。普通高校にはあまり見られない芸術科や家庭科の選択科目の多彩さに加え、普通教科についても数多くの学校設定科目が選択でき、生徒一人ひとりの多様な進路実現に対応できるカリキュラムとなっています。

 

 本校の場合、ほとんどの生徒が4年制大学などへ進学します。特徴の一つとして充実した「キャリア教育」プログラムがあげられます。生徒のニーズに即した進路ガイダンスや大学見学会、さらには大学の学部学科説明会などの進路情報提供に加え、地域社会や外部教育資源と連携しながら行う「探究活動」にも力を入れています。

 1年次では「探究インタビュー」「探究型インターンシップ」などでリアルな社会課題を実体験として学んでいきます。

 2年次では1年で学んだ社会課題をもとにフィールドワークを行い、より良い社会をめざして提言を行う「未来提言プロジェクト」を実施します。

 また、3年次では1.2年次までに行った生徒一人ひとりの探究活動をポートフォリオにまとめ、自分の将来のキャリアプランを考えながら進路実現ができるような探究プログラムを、専門のキャリア教育コーディネーターとともに考え取り組んでいます。近年、国公立大学でも広く取り入れられている「探究型」の入試制度にも広く対応できるカリキュラムです。

 4年制大学をはじめ、医療看護・保育系や芸術系への進学など様々な進路に興味があり、「高校での学びを通して自分の進路を具体化したい」と考えている中学生には、伊勢﨑清明高校はおすすめできる学校です。

 

 

ページトップへ