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【コラム】『知名度』(神子澤修)

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【コラム】『知名度』(神子澤修)

オピニオン

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.10.27 
tags:桐生大学, 桐生大学附属中, 桐生大学附属中 神子澤修, 桐生第一高校

 先週、群馬県内の私学団体主催の海外研修に参加しました。訪問先は、台湾でした。

 台湾は、出生率が世界で1番低い国(*アメリカのCIA発表の2023年度版世界の合計特殊出生率による)ということで、急速に少子化が進んでおり視察させていただいた中学、高校、大学とも「生き残り」をかけて様々な対策を講じていました。そして、収入源は生徒・学生ということで校長先生が先頭に立ち、生徒学生募集に血眼になって取り組まれている様子でした。大変勉強になりました。

【画像】写真AC

 それぞれの訪問校で、「群馬県ってご存じですか」と訊いてみました。残念ながら「行ったことないからわからない」との答え。その都度、47都道府県の中で人口は約200万人で第18位、面積は21位で鶴が舞っているような形をしている県です。草津温泉を始めたくさんの温泉で有名な県なんですよ」とお伝えしました。東京、大阪、京都、北海道などなど、いくつかの都道府県名が次々と出てきましたが、残念ながらわが愛する群馬の名前は出てこず。いまさらながら群馬県の『知名度』の低さを実感しました。

 知名度=魅力度という側面があるとすれば、「何とかしなきぁ、だめだんべぇ!」という気分になった海外研修となりました。

 

 桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修

プロフィール

神子澤 修(みこざわ・おさむ)

<現職>

桐生大学附属中学校 校長

<略歴>

昭和35年 富山県生まれ

昭和59年 明治大学政治経済学部卒業

昭和61年 桐丘短期大学(現・桐生大学短期大学部)卒業

昭和61年 桐丘高校(現・桐生第一高校) 教職

<資格>

教員資格(社会・家庭・保健)

社会教育主事、管理栄養士、調理師、行政書士、危険物取扱者

産業カウンセラー、食育インストラクター、GCS認定プロコーチ、フードコーディネーター

 

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