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【コラム】『人生の師匠Ⅱ』(神子澤修)

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【コラム】『人生の師匠Ⅱ』(神子澤修)

オピニオン

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.01.23 
tags:宇野紳一, 宇野紳一 コーチング, 桐生大学, 桐生大学附属中, 桐生大学附属中 神子澤修, 桐生第一高校

私の人生を変えてくれた「人生の師匠パートⅡ」です。

 

私は教師ですから「教える」つまりティーチングのプロになるべく努力を続けてきました。

話し方教室をはじめ、たくさんの研修会に参加しました。伝える技術に関する書籍もたくさん読みました。

その結果、「伝える」という技術は多少身につきましたが、なかなか生徒を伸ばすことができませんでした。

 

より良い教師になるために、カウンセリングの勉強も始めました。産業カウンセラーの資格を取得したり、電話相談員養成のトレーニングを受け、実際にボランティア相談員として受話器の前に座ったこともあります。ただ、カウンセリングは受け身の姿勢(受容や共感)が重視される世界、それはそれで為にはなったのですが、今一つしっくりときませんでした。

 

そして、出会ったのがコーチングでした。

群馬県内でコーチングの草分け的存在である宇野紳一コーチとの出会いが、私の教師としての幅を広げてくれました。

宇野コーチは、社会保険労務士の傍ら、銀座コーチングスクールの群馬支部を立ち上げ、群馬県内にコーチングを広めた第一人者です。門下生は300名にも及びます。*群馬支部は解散して現在はありません。

 

コーチングとは、国際コーチ連盟によると「クライアントのプライベートや仕事における潜在能力を最大限に発揮させるために、思考に刺激を与える創造的なプロセスを通じて協働していくことである」としています。

私が学んだ銀座コーチングスクールでは、「パフォーマンス向上のために、対話によって対象者を勇気づけ、気づきを引き出し、自発的行動を促すコミュニケーション・スキル」としています。

 

コーチングを行う上でのポイントは3つです。

◇将来:目標を設定する(目標設定)

◇現在:現状を把握する(現状把握)

◇方法:達成方法を見つける(プロセス設定)

このポイントを宇野コーチから徹底的にご指導いただきました。

宇野コーチに師事し、11年が経過し、コーチングのスキルを日頃の教育活動に活用しています。

 

朝の挨拶運動の中でも、「君の目標は?」「その目標をいつまでに叶えるの?」と生徒の皆さんに質問攻めする毎日です。

アメリカでは、素晴らしい経営者ほどパーソナルコーチを雇い入れています。

是非皆さんにも、素晴らしい人生を送るために、素晴らしいコーチとの出会いをお勧め致します。

宇野紳一氏のプロフィール

 フィールグッド人事労務コンサルティング代表

 社会保険労務士、研修講師、チームフロー認定コーチ、群馬県働き方改革アドバイザー他

 

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桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修

プロフィール

神子澤 修(みこざわ・おさむ)

<現職>

桐生大学附属中学校 校長

<略歴>

昭和35年 富山県生まれ

昭和59年 明治大学政治経済学部卒業

昭和61年 桐丘短期大学(現・桐生大学短期大学部)卒業

昭和61年 桐丘高校(現・桐生第一高校) 教職

<資格>

教員資格(社会・家庭・保健)

社会教育主事、管理栄養士、調理師、行政書士、危険物取扱者

産業カウンセラー、食育インストラクター、GCS認定プロコーチ、フードコーディネーター

 

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