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桐工90年の誇り胸に 公立高校で卒業式

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桐工90年の誇り胸に 公立高校で卒業式

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.03.04 
tags:桐工, 桐生工業, 桐生工業高校, 群馬 公立高校 卒業式

島校長㊨から卒業証書を受け取る卒業生(桐生工業高校体育館で)

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 桐生・みどり両市を含む県内の公立高校で3日、卒業式が行われた。今年度が創立90周年の桐生工業高校(島秀有校長)では、節目に母校を旅立つ卒業生155人(全日制149人、定時制6人)が、〝桐工プライド〟を胸に、教職員や保護者、在校生に見守られ、思い出深い学び舎を後にした。
 同校体育館で行われた式では、全日制・定時制各クラスの担任教諭が卒業生全員の名前を読み上げ、クラス代表5人が登壇して島校長から卒業証書を受け取った。
 島校長は式辞で「専門教科の学習は桐工ならでは。実習では何度も失敗しながら繰り返し挑戦して作り上げた。その達成感をみなさんは知っている。その学びこそ桐工プライド、90年の伝統」と語った。
 そのうえで「予測困難な世の中は自ら判断し行動することが大切。桐工生は失敗を怖がらない。繰り返し挑戦することが染みついている。自信を持って未来への一歩を踏み出してほしい」とエールを送った。
 在校生代表の羽田野恭太郎さんの送辞に対し、卒業生代表として全日制の新藤悠樹さん、定時制の石澤大明さんが答辞を述べた。
 新藤さんは在校生に向けて「伝統を継承しながら新たな桐工の創造を」と思いを託しつつ、「困難や新たな挑戦の先にこそ成長があることを桐工で学んだ。これからの人生の大きな支えになる」と胸を張った。
 卒業生は校歌斉唱後、教職員や保護者、在校生が満場の拍手で見送る中、どこか寂しそうな表情で体育館を後にした。
 

 

桐生タイムス

 

 

 

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