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　桐生市は30日、学生が主体的に地域と関わろうとする取り組みを応援する2025年度「学生×桐生つながるプロジェクト」の記者発表会を同市役所で開き、このほど決まった学生新メンバーの紹介や活動の方向性などを発表した。荒木恵司市長が新メンバー16人に委嘱状を交付し、「若者らしい斬新なアイデアでまちのにぎわいを創出してもらいたい。市でも全力でサポートする」と激励した。
　桐生市は、24年９月に女性・若者から選ばれる桐生市検討委員会が荒木市長に提出した「女性・若者から選ばれる桐生市提言書」を踏まえ、学生に選ばれるまちづくりを進めようと25年１月に同プロジェクトを開始。新年度となり新たなメンバー16人を加え、昨年度からの継続メンバーと併せ30人態勢で活動に臨む。
　チーム名は昨年度に引き続き「桐生つながるラボ」。「世界へ羽ばたけ！　桐生の魅力」「ＣＯＮＮＥＣＴ～人とまちをつなぐ桐生ラボ～」を活動の柱に、ＳＮＳを駆使した桐生の魅力発信やイベント企画などを行う。具体的な活動内容は12日に行う初回ミーティングで話し合う。
　メンバーは市内在住または市内の大学に通う学生で、群馬大学大学院理工学府３人、同大学理工学部24人、共愛学園前橋国際大学１人、高崎経済大学１人、足利大学１人の計30人。