【コラム】『ペップトーク』(神子澤修)
皆さんは「ペップトーク」というコミュニケーションスキルをご存知でしようか。
先日、「ペップトーク」のセミナーを受講してきましたので、知識のお裾分けをさせていただきます。
ペップトークとは、PEP=元気、活気、TALK=話す、PEPTALK直訳すると「元気づける声がけ」「応援する声がけ」となります。
ペップトークは、アメリカのスポーツ界で生まれた、試合前に監督が選手におくるショートスピーチのことです。脳科学や心理学に裏打ちされており、日本での「勢い」や「根性論」とは一線を画します。ポジティブな言葉を使って相手のやる気を引き出すことを目的としています。
ペップトークのメリットとしては
◇やる気を高める ◇自信をつける ◇困難を乗り越える
などがあります。具体的には「できる、できる」「君ならできる」「やってみよう」「大丈夫」「落ち着いて」「ツイてるツイてる」などです。
「言葉」⇒「イメージ」⇒「現実」
まずは、言葉ありきです。その言葉を脳が聞いていてイメージ化します。
そして、そのイメージを現実化するために努力し、現実となる、という流れです。
もうそろそろ学校では、1学期の中間テストがスタートします。1年生にとっては初めての定期試験になります。
「できるできる、必ずできる」
ペップトーク風にエールを送ります。
桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修
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