ホーム

»

学校ニュース

»

「SDGsは自分ごと」 笑いを交えた特別講演会に150人 わせがく高等学校桐生キャンパス、富所哲平氏を招き開催

学校ニュース

一覧はこちら

「SDGsは自分ごと」 笑いを交えた特別講演会に150人 わせがく高等学校桐生キャンパス、富所哲平氏を招き開催

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.06.12 
tags:SDGs芸人, わせがく高校, わせがく高校 前橋, わせがく高校 太田, わせがく高校 桐生, アンカンミンカン, 富所哲平

 わせがく高等学校桐生キャンパスは12日、桐生市中央公民館大ホールにて、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした特別講演会を開催した。講演には本校の生徒約150人が参加。講師として、全国で「SDGs芸人」として活動するアンカンミンカンの富所哲平氏(吉本興業所属)を招き、地球温暖化や環境問題について学びを深めた。

 富所氏は、群馬県を拠点に活動する「群馬住みます芸人」であり、環境カウンセラー、みどり市観光大使、ぐんま特使なども務める地域密着型のタレント。これまでに全国350回を超えるSDGs講演を行ってきた実績を持つ。

 講演では、SDGsの基礎知識から地球温暖化の深刻な実例までを、笑いを交えた軽妙な語り口で解説。北極のシロクマが餌を得られず命を落とす現実を紹介しながら、「一時的に餌を与えるだけでは問題は解決しない。温暖化そのものを止める行動こそが必要だ」と訴えた。

 さらに、「知らなかったことを知るのが『学び』。そこから考え方や行動が変わることが『成長』。すべてのことは巡り巡って自分に返ってくる」と、持続可能な社会を実現するために一人ひとりが自覚と責任を持つことの大切さを語った。

 講演後、生徒からは「SDGsが自分にも関係あると気づいた」「自分にも何かできる気がした」といった前向きな声が多く聞かれた。真剣な表情で話に耳を傾ける姿も目立ち、地球規模の課題を“自分ごと”として捉える貴重な機会となった。

 

 

(編集部)

 

広告

編集部より 記事は配信日時点での情報です。

ページトップへ