【コラム】『〝やればできる〟を教えくれたのは母』(神子澤修)
学習塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパン(東京都)が全国の中高生対象に意識調査を行いました。
その中で、「(自分は)『やればできる』と思ったことがあるか」という質問に対して「よく思う」「時々思う」と回答した生徒に、そう思わせてくれたのは誰かを複数回答可でたずねたところ、「母親」と答えた生徒が35.4%と一番多く、続いて「友人」が27.6%。3番手が「先生」で21.7%、4番手に「父親」17.0%という順になったそうです。
回答の中には芸能人やインフルエンサーなどもあり、様々な対象から自信を得ていることが明らかになりました。調査の担当者は、「家族や友人という身近な存在の中でも、母親が最も子どもとかかわる時間が多いことからではないか」と分析しています。
ちなみにこの調査は、今年の1月9日~16日の間、全国の中学1年生から高校3年生合わせて1,100人を対象にインターネットで実施されたものです。
皆さんは、この調査結果をどうお感じになるでしょうか。
もちろん私は教師ですから、「やればできる」を教えてくれたのは「先生」、とぶっちぎりで回答してほしかったのですが、なかなかそうはいかないようです。
やはり、「母親」の存在って偉大なんですね。
もうそろそろ学校では期末試験が始まります。
「やればできる」を教えられるのは、そうお母さん、あなたです。
桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修
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