押忍!太高と桐高名門2校の応援団 勇壮な演舞を披露-15日
明治時代からの長い歴史を誇る県立太田高校応援団(一ノ瀬 竣介 団長・団員16人)は15日、太田市熊野町の市社会教育総合センターで、第27回リーダー祭「覇者の誉」を開催した。
今回は、桐生女子高校との統合後、初めて桐生高校応援団(半田 陽次郎 団長・団員18人)を特別ゲストに迎え、名門2校の応援団がステージ競演。保護者や卒業生ら約100人に迫力ある演技を披露した。
両校の応援団は、気迫あふれるそれぞれの応援演舞を紹介。太田高校応援団は、1904年(明治37年)に作られた県内最古とされる校歌や伝統の第一応援歌「時は来れり」、第二応援歌「覇者の誉」、同団の名物・勝利の歌「愉快だね節」など8曲を発表した。
対する桐生高校は県内最多の甲子園出場回数を誇る文武両道校。同校応援団は男女16人の団員が黒の学ラン姿で出演した。歴戦の甲子園で培われた「必勝の拍手」「野球応援メドレー」「旧校歌・山紫」など7曲を披露し、息の合った掛け声と太鼓で観客を魅了していた。
太田高校応援団第61代団長の同校3年生の一ノ瀬 竣介さんは「応援団がある高校が少なくなっている中、両校の歴史ある応援団の伝統と文化を協力して守っていきたい」と堂々と語った。
高校生たちは力のこもった勇壮な演舞で会場を沸かし、質実剛健な精神を脈々と受け継いでいた。
(編集部)
この記事は光ケーブルテレビ放送部から情報提供を受けています。
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編集部より 記事は配信日時点での情報です。