地域の未来を形に――「富岡まちづくりアワード2025」アイデア募集開始 高校生・社会人ともに挑戦者を歓迎
富岡市としののめ信用金庫(横山 慶一 理事長、本店 富岡市)は、地域の活性化と新たな産業・雇用の創出を目指す「富岡まちづくりアワード2025」の募集を6月25日(水)から開始する。世界遺産・富岡製糸場を核とした群馬県西部地域の可能性を広げる、自由で実現性のあるビジネスアイデアを募る。
このアワードは、地域資源を活用した新商品・サービスの創出、また社会課題の解決につながる提案を対象とし、高校生部門とビジネス部門に分かれて募集。両部門とも群馬県内に居住または通勤・通学をしている人やまちづくりに関心があり群馬県に縁がある人が参加条件になっている。グループ参加は最大5人まで可能で、代表者が条件を満たしていれば、他地域のメンバーも加われる。
■■応募テーマは「地域の課題と未来」
アイデアのテーマには、観光、商店街の再生、空き家・空き店舗の活用、環境・防災、交通や農林業の課題、伝統文化の継承、AIやドローンなどの先端技術を活かした提案など、幅広い分野が含まれる。
高校生には自由な発想力を、ビジネス部門では現実的かつ実行可能性のある提案が期待されている。
■■応募方法と審査の流れ
応募は、しののめ信用金庫の特設ウェブページまたは公式Instagramから専用フォームを通じて行う。高校生部門は学校単位での申し込みも可能。プレゼン資料(PowerPointなど)の提出は、応募後に送付されるメール案内に従い、9月30日(火)午後5時までに行う必要がある。
一次審査(書類審査)は10月上旬に行われ、通過者は11月1日(土)に富岡製糸場・西置繭所多目的ホールで開催される決勝プレゼン大会に出場する。決勝プレゼン大会は、「独創性」「地域貢献性」「実現可能性」などの10項目を評価。高校生部門は80点、ビジネス部門は100点満点で競われる。
表彰は部門ごとに行われ、ビジネス部門の最優秀賞(しののめ信用金庫理事長賞)には賞金10万円、高校生部門の最優秀賞(富岡市長賞)には3万円相当の賞品が贈られる。優秀賞や審査員特別賞なども用意されている。
■■お問い合わせ
詳細はしののめ信用金庫 本店営業部(TEL:0274-62-3111)まで。問い合わせは平日午前9時〜午後5時の間で受け付けている。
(編集部)
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