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　第107回全国高校野球選手権群馬県大会の開幕を前に６月28日、前橋市内で審判などの講習会が開かれた。同日午後に前橋工業高校で行われたアナウンス講習会には、県内38校から約90人の野球部マネージャーの生徒が参加し、夏大会に向けてアナウンスの技術などを学んだ。
　講師には今年もフリーＭＣの松本亜希子さん（前橋西高校出身）と県内の草野球大会などでアナウンスを務める宇佐美知代さん（吉井高校出身）が招かれた。松本さんらは遠くの人への声の届け方や長文の読み方、選手交代などのアナウンスについて実践しながら、「いい声を出すことよりも、伝えることを意識してほしい。高校生らしく、明るく元気にハキハキと！」と呼び掛けた。生徒らは５～６人１組でアナウンスを練習しながら、互いの良いところを探して話し合った。