四季をまとうランウェイ 専門学校生と高校生が企画したブライダルショー大盛況 高崎OPA 28日
高崎OPA(オーパ)7階のイベントスペースで28日、華やかなブライダルファッションショーが開催された。企画したのは高崎商業高校ブライダル部の生徒と、東日本ブライダル・ホテル・トラベル専門学校(前橋市)の学生。高校と専門学校が連携し、企画から運営までを自らの手で作り上げた。
■テーマは「四季」
学外連携によるこのコラボレーションイベントは今年で2回目。今回のテーマは「四季」で、13人のモデルが季節をモチーフにした華やかな衣装でランウェイを歩いた。
午後1時の公演には160人以上、午後5時の公演には200人以上が来場し、会場の外に立ち見が出るほどの盛況となった。観客は色彩豊かなステージに見入っていた。
■それぞれがテーマを意識した表現ができた
両校の生徒・学生は昨年夏ごろから高崎商業高校ブライダル部の部室に集まり、2週間に1度のペースで打ち合わせや練習を重ねてきた。ブライダル部の生徒約20人と専門学校の学生約20人、計40人ほどが企画に参加し、立案から演出、運営までのすべてを担当した。生徒・学生主体の“手づくりイベント”であることも、このブライダルファッションショーの売りの一つだ。
十分な準備期間はあったものの、実際の会場でのリハーサルは開催1週間前だったという。専門学校側でイベントリーダーを務めた黛琴心さん(2年)は「ステージの広さやドレスを着ての動きに慣れる時間が短く、不安が大きかった」と振り返る。
13人のモデルのうち10人は高校生。高校生リーダーの永井沙依さん(2年)は「普段履かない高いヒールやドレスでのウォーキングに加え、練習中に指摘された課題もあり、不安を感じているメンバーは多かったと思う」と胸の内を明かした。
本番では多くの来場者を前に気持ちが引き締まり、「お客様を笑顔にしたいという思いで臨むことができた」と永井さん。黛さんも、モデルたちが笑顔で堂々とランウェイを歩く姿を見て、「それぞれがテーマを意識した表現ができており、客席もモデルと同じように笑顔になっていた」と練習の成果を実感した。
■家族に見守られ、晴れ舞台
午後5時の部、今回モデルとして出演した高崎商業高校1年生の家族も観客として来場。ブライダル部に所属していることは知っていたものの、活動内容の詳細までは把握していなかったという。母親は「ステージを見て感動しました」と語り、父親も「普段泣かないのに泣いてました」と娘の成長に目を細めた。同行していた祖母も、孫の晴れ姿を温かく見守っていた。
イベントのフィナーレで会場が大きな拍手に包まれると、両リーダーは「今年も開催できてよかった」と声をそろえた。その一言には、関わった全員の努力と達成感が重なっていた。





【写真】来場者に御礼する黛さん(高崎OPA イベントスペースで)
(編集部)
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