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桐生大学附属中で最後の卒業式  32人が巣立ち 4月から桐生第一中へ校名変更

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桐生大学附属中で最後の卒業式  32人が巣立ち 4月から桐生第一中へ校名変更

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2026.03.11 
tags:桐生大学附属中 卒業式, 桐生大学附属中 神子澤修, 桐生大学附属中学校, 桐生第一中

卒業生総代の答辞を述べる田村さん

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 桐生大学附属中学校(神子澤修校長)で11日、同校名としては最後となる卒業式が行われ、13期生32人が学び舎を巣立った。同校は4月1日から桐生第一中学校に校名を変更するため、「桐生大学附属中学校」として送り出す最後の卒業生となる。

 

 式では神子澤校長から卒業証書が一人一人に手渡され、名前だけでなく証書本文も読み上げられる丁寧な形で授与された。会場には保護者や来賓が出席し、3年間の思い出を胸に卒業生の門出を見守った。

 

 神子澤校長は式辞で、ベルギーの作家メーテルリンクの童話『青い鳥』を紹介。主人公の兄妹チルチルとミチルが幸せの象徴である青い鳥を探して旅に出るが、最後に身近な場所でそれを見つけるという物語を引き合いに出し、「幸せはつくり出すものでも、遠くに探しに行くものでもない。身近にある幸せに気づくことだ」と語った。


 そのうえで「高校生活では楽しいことばかりではなく、つらいことや苦しいこともあるだろう。しかし、どんな時でも周りには多くの幸せがある。そのことに気づける人生を送ってほしい」と卒業生にエールを送った。

【写真】式辞を述べる神子澤校長(桐生大学附属中講堂で)

 

 在校生を代表して2年生の西出尋人さんが送辞。入学当初、緊張していた自分たちを先輩が温かく迎えてくれたことを振り返り、「陸上部に一人で入部して不安だったとき、先輩たちが声をかけてくれたおかげで練習を続けることができた」と感謝を述べた。


 スポーツ大会や文化祭など学校行事で見せた先輩たちの姿にも触れ、「最高学年として学校を支える姿は本当に頼もしかった。先輩方が大切にしてきた伝統を受け継ぎ、新しい学校の歴史をつくっていきたい」と決意を語った。

【写真】在校生の送辞を述べる西出さん

【写真】送辞をに真剣に耳を傾ける卒業生たち(同)

 これに対し、卒業生を代表して田村優和さんが答辞。「大きな制服に身を包み、不安と期待が入り交じる気持ちで入学した日から、仲間と過ごした3年間はあっという間だった」と振り返った。


 スポーツ大会ではクラスで同じTシャツを着て全力で競技に取り組み、文化祭ではクラスで協力して企画を作り上げたことなどを思い出に挙げ、「笑い合った時間も、真剣に学んだ時間も、すべてが私たちを成長させてくれた」と語った。

 また部活動にも触れ、所属する箏部で全国大会出場を経験したことなどを紹介。「物事に本気で向き合うこと、諦めずに挑戦すること、仲間がいるから困難を乗り越えられることを学んだ」とし、「桐生大学附属中学校最後の卒業生として誇りを持ち、それぞれの道を歩んでいきたい」と時折涙を流しながらも、力強く決意を述べた。

 

 同校は4月から桐生第一中学校に校名を変更する予定で、校歌は現在のものを引き継ぎ、校名部分のみ差し替えるという。卒業生たちは、学校の歴史の節目を刻む「最後の卒業生」として、新たなステージへと歩み出した。

(編集部)

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編集部より 記事は配信日時点での情報です。

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