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「出荷できないタマネギを食べ盛りの子どもたちのために」 寮生活の中学生へ寄付 桐生市内の会社員 

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「出荷できないタマネギを食べ盛りの子どもたちのために」 寮生活の中学生へ寄付 桐生市内の会社員 

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.07.01 
tags:タマネギ 寄付, 桐生大学附属中 神子澤修, 桐生大学附属中学校

タマネギの寄付をする男性(左)と神子澤修校長(右)

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 タマネギが収穫期を迎えている。桐生市在住の会社員男性(57)は、妻の実家が甘楽町で農家を営んでおり、天候の影響などで柔らかくなり出荷できない「B品」のタマネギが大量に出たことから、「食べ盛りの子どもたちの役に立てれば」と、桐生大学附属中学校のサッカー部と軟式野球部に寄付を申し出た。

 男性自身は同校に縁もゆかりもないが、「遠方から寮生活をしている部員がいることは知っていたので、少しでも力になれればと思った」と話す。
 知人が神子澤修校長と親交があることを思い出し、その知人を通じて6月下旬、校長に連絡を取ってもらった。

 寄付を受けた神子澤校長は「物価高の時代に、こうした厚意は本当にありがたいこと」と感謝の言葉を述べた。学校では、タマネギをすぐに学生寮へ届け、寮の食堂で調理。後日、学校からは「食堂スタッフも感謝しておりました」とのコメントが寄せられた。

(編集部)

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編集部より 記事は配信日時点での情報です。

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