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探究のバトンつなぎ3年目 健大高崎で「Well-being DAY」ー30日

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探究のバトンつなぎ3年目 健大高崎で「Well-being DAY」ー30日

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2026.04.30 
tags:Well-being DAY 健大高崎, 健大高崎, 健大高崎 探究, 健大高崎 野球部, 高崎健康福祉大学高崎高校

 全校一斉での探究活動の成果発表会「Well-being DAY」が25日、健大高崎高校(加藤陽彦校長)で行われた。高校2、3年生から1年生に向けて探究に関する個人発表を行う合同授業で、今回で3回目。入学間もない1年生が先輩たちとの関係を築き、1年間の学びの見通しを立てるのがねらいだ。今年はPTA本部役員や外部にも公開して実施された。

【写真】冒頭のあいさつをする加藤校長(同校2年8組の教室で)

 冒頭のあいさつで加藤校長は「探究学習は、与えられる学びではなく、自分たちでつくる学び。自分で問いを立て、仲間と考え、試行錯誤しながら答えに近づいていく過程こそが成長につながる」と話した。

 アスリートコース、進学コース、大進コース、特進コースの4コースが混在するスタイルは2年前、同校硬式野球部の生徒の発案で始まった。今年は各学年から2人ずつ、計5~6人のグループを編成し、42教室に分かれて実施した。

 全校生徒約1,260人の大規模授業をつないだのはウェブ会議ツール「Google Meet」。配信用教室では、同校アスリートコース3年で硬式野球部の新倉大輝さんと田原太平さんが司会進行を務めた。新倉さんは「(野球部の)先輩の発案で始まった行事なので、自分たちが引き継がなければと思い、実行委員長に立候補した」と話した。

 恒例のオープニング企画では、アスリートコース3年の相原結斗さんと大進コース3年の永井勇太さんが漫才を披露した。コンビ結成2週間とは思えない息の合った掛け合いで、校歌を題材に会場の雰囲気を和ませた。

【写真】司会進行をする新倉さんと田原さん(同)

【写真】漫才を披露する永井さん㊧と相原さん㊨(同)

 その後、42教室に分かれて編成されたグループごとに、質問カードを用いたアイスブレイクを実施。参加者同士の距離を縮めたうえで、1人あたり約5分の個人発表に移り、パソコンを使ったプレゼンテーションが行われた。今回初の試みとして、6教室で大進・特進コースによる「企業ミッション探究」の冒頭発表を取り入れた。冒頭発表を行った2年6組の教室では、高齢者や障がいのある人の買い物負担の軽減をテーマに、参加者チームが大手流通企業のイオンに向けた提案を発表した。

 デリバリーサービスの活用を軸に、「便利な先に優しさを」をキャッチコピーとして、商品とともに思いやりを届ける仕組みづくりを示した。注文時に寄付を選択できる仕組みを取り入れることで、「利用ごとに少額の寄付が積み重なり、年間では大きな支援につながる可能性がある」と訴えた。

【写真】イオンに向けた提案をしたグループ(2年6組の教室で)

 

 漫才を披露した永井さんは「ゲーム・スマホ依存をなくすためのアプリづくり」について発表。アンケート調査や県立精神医療センターのカウンセラーへの取材を通じ、「依存している人に対してアプリによる対処は効果的でないことが分かった」と報告した。探究活動は「自分だけの視点にとらわれず、友人や先生など幅広い世代に意見を求めることで、考えに広がりが生まれる」と1年生にアドバイスした。

 同じグループで永井さんの発表を聞いた1年生は「先輩たちの発表を聞き、とても視野が広がった」と今後の探究活動への意欲を語った。

(編集部)

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編集部より 記事は配信日時点での情報です。

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