【コラム】『伝説のドアマン』神子澤修
皆さんは、『伝説のドアマン』をご存知でしょうか。
名田正敏という実在の方です。
彼は、昭和6年生まれの小卒です。34歳の時、大阪のあるホテルにドアマンとして職を得ます。
同僚たちは、大卒ばかりで英語も堪能、そんな中、小卒で何の資格や技術もない彼は大いに悩みます。
そして、ある日上司に辞表を持っていきます。
その時、「自分の土俵を作れ。お客様との心の結びつきを大切にしろ」と諭されます。
翌日よりホテルをよく利用する約4000名の顧客の顔・名前・出身地・出身校・家族構成・車種とそのナンバー等を丁寧に一つ一つ覚え始めます。休日返上でホテルの前に立ち覚え続けたそうです。
その結果、来訪されたお客様との何気ない会話を通じて信用と信頼を得ます。
一一ドアマンに過ぎなかった名田さんが、年間4~5億円もの受注を獲得するようになったのです。
彼は、誰にでもできることを誰にでもできないぐらいやり続けたのです。
そして、自分の土俵を作った。『伝説のドアマン』になったのです。
現在、夏休みの真っただ中です。
「夏を制する者は、入試を制する」とよく言われます。
小さな努力を続けること、誰にでもできないくらい続けること。ガンバレ受験生!!

桐生第一中学・高等学校 アドミッションオフィサー 神子澤 修

長年にわたり教育に携わり、子どもたちと熱く向き合ってきた元私立中学校学校長のみこさんが、子育てや勉強の悩みに答えます。どんな質問にも真面目にこたえますのでどしどし投稿をお寄せください。
プロフィール
神子澤 修(みこざわ・おさむ)
<現職>
桐生第一中学・高等学校 アドミッションオフィサー
<略歴>
富山県生まれ。明治大学政治経済学部、桐丘短期大学(現・ぐんま未来大学短期大学部)で学ぶ。桐丘高校(現・桐生第一高校)の教師としてキャリアをスタートさせ、現場主義を貫きながら教頭として学校運営にも深く携わる。その後、桐生大学附属中学校(現・桐生第一中学校)の校長としてリーダーシップを発揮。2026年3月の退任まで、教育改革が進む激動の時代において、温かな眼差しで生徒たちを導き続けた。
<資格>
教員資格(社会・家庭・保健)
社会教育主事、管理栄養士、調理師、行政書士、危険物取扱者
産業カウンセラー、食育インストラクター、GCS認定プロコーチ、フードコーディネーター
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