東国文化をリサーチせよ!-群馬県、「東国文化自由研究」の応募を開始
古墳時代、群馬県は1万基以上の古墳が作られた「古墳大国」で、東日本をリードする先進的な地域だったといわれている。県内各地の古墳から出土した埴輪(はにわ)や金工品などにも、貴重なものがたくさんある。
群馬県と群馬県教育委員会では29日、こうした東国文化の歴史について調べてレポートにまとめる「東国文化自由研究」の応募を開始した。
応募資格は群馬県内の小・中学生が条件で、テーマについては群馬県の「東国文化」に関することであれば自由となっている。群馬県では「身近にある古墳や埴輪など、興味や疑問をもったことをテーマにしてほしい」と話している。
規格はA4レポート用紙10枚以内または模造紙1枚(タテ長使用、横書き)で、模造紙については直接書き込んでもいいし、文章や写真などの図版を貼り付けることもできる。工作物などを添えることも可能だ。
入賞は最優秀賞1点(群馬県知事賞)、特別賞2点(県議会議長賞、教育長賞)、優秀賞5点、奨励賞12点としているが、参加者全員に参加賞が進呈される。入賞者は、在籍している学校を通して連絡される。
●応募要項・応募用紙はこちら
主催している群馬県では「『東国文化』を調べると、自分の身近な地域に今まで気づかなかった『すごい群馬』の歴史があることがわかります。ぜひ、図書館などにある『東国文化副読本』などの本を見たり、近くの古墳や博物館、資料館に行ったりして、調べてみてほしい」と応募を呼びかけている。
(編集部=峯岸武司)
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