共愛学園中 ハワイ修学旅行体験記(下)◆生徒インタビュー編
共愛学園中学校3年生の一大イベントであるハワイ修学旅行。連載2回目の今回は参加した3年生の声を拾いました。
旅 行 日 程
| 生徒にインタビュー
真珠湾資料館・アリゾナ記念館を訪れてどのようなことを感じましたか?
日本人が爆弾を落とした地だと思うととても貴重な経験だと思いました。改めて戦争の悲惨さや、(戦争は)やってはいけないことだと感じ、亡くなった人の名前を見たとき、あまりにもその名前が多くて心が痛くなりました。現在のハワイや日本からは考えられないくらい悲惨な出来事であり、辛くなりました。しかし、このような戦争を日本が起こしてしまったこと、昔、実際にあったということを忘れずに生活していこうと思います。二度と戦争をおこさないようにするためにも、私たち一人一人が何かできることを少しでもしようと思いました。
ポリネシア・カルチャー・センターを訪れてどのような発見や学びがありましたか?また、発見や学びの中で印象的だったことを教えてください。
学びや発見については、ポリネシアの島々の文化を見て、日本にはない植物など、全く違う文化を感じられました。また、文化の違う方々と交流することの楽しさを感じました。食文化の違い、衣類の違い、住居の違いが見られましたが、いろいろな民族が存在し、その民族ごとにたくさんの技術を活かして成長していったことがわかりました。
印象的だったことはショーを見たときにいろいろな国の人がいて、言葉が通じないのではないかと不安に思っていたけれども、言葉が通じなくても、お互いにすごい盛り上がれて楽しい時間を共有できたことです。また、どんな民族でも、みんながその民族を受け入れ、愛していたことが印象的でした。
BBSでの班別行動ではどのようなことをしましたか?
水族館に行きました。昼食にパンケーキを食べ、市内観光、ショッピングをしました。大学生は日本語が全くわからなかったので、積極的に英語で話すことを心がけていました。文章でなんと言ったらいいかわからなくても単語を並べて話してみると優しく返してくれたので英会話・英語の楽しさを体感できました。
ハワイ修学旅行を終えて、自分の中でどのような変化がありましたか?
日本では学びきれない歴史や文化、言葉のことを学べたと思います。パールハーバーでは、改めて戦争はやってはいけないことだということを再確認し、今の平和に感謝するべきだと強く思いました。BBSでは、積極性の大切さを学びました。BBSを経験して、もっと自分から積極的にいってみようと思えるようになりました。また、ハワイにいることによって日本のよさがよくわかりました。親元を離れた海外での集団生活では友達と協力することが何よりも大切だったので、日頃の生活でも心がけていきたいです。
ハワイで英語が話せるかどうか不安でしたが、チャレンジ精神をもって話してみたら伝わったので、チャレンジをしてみることを増やしてみようと思えるようになりました。私は今まで1度も海外に行ったことがなかったのですが、ハワイに行って初めて現地の英語に触れることで、今以上に英語を上達させて海外の人たちともっと話せるようになりたいと思いました。そして、「戦争」というものは得るものが少なく、失うものは多いということを改めて感じることができたので、「歴史を学ぶ」という大切さを前よりも深く理解できました。
いい思い出になりました!!
(文・構成=共愛学園中学校 広報チーム)
関連記事
広告