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【桐生市教委】適正化必要な学校規模とは 適正規模審議会、検討始める基準など議論

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【桐生市教委】適正化必要な学校規模とは 適正規模審議会、検討始める基準など議論

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.01.16 
tags:桐生市 学校規模適正化, 桐生市 小中学校

議論が本格化してきた桐生市立小中学校適正規模・適正配置審議会(市役所正庁で)

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 桐生市立小中学校の少子化を踏まえた学校規模・配置の適正化基準などを検討する「同市立小中学校適正規模・適正配置審議会」(金井昌信会長、14委員)の第3回会合が14日、市役所正庁で開かれた。学校規模適正化の検討を始める基準について議論し、「1学年でも単学級となり、かつ今後新たに児童生徒の大幅増加が見込めない場合、そうなる3年前から検討開始」との具体案が示された。3月予定の次回会合でさらに議論を深めていく。

 

 審議会は、児童生徒数が今後6年で約2割減ると見込まれる市立小中学校の再編に備え、市教委が昨年7月に有識者や公募市民を集めて設置。個別地域ではなく市全域を見渡した適正規模・配置の検討基準などをまとめ、今年8月の市教委答申を目指す。

 

 第3回会合では、市教委が学校規模適正化の必要があるとして検討を始めるための基準づくりについて協議。「学校規模の状態」「検討開始時期」「検討区域」の3項目に分けて委員間で意見を出し合った。

 

 適正配置が必要な学校規模の状態については、「1学年でもクラス替えのできない単学級(1クラスのみ)となった場合で、かつ今後新たに児童生徒数の大幅増が見込めない場合」を基準としてはどうかとの具体案が出た。

 

 さらに検討開始時期については「基準該当が見込まれる3年前」、検討区域については「基準該学校と統合対象となる近隣校。ただし市の地理的な特性を踏まえる」などとする具体案も出た。

 

 3月中に開催予定の次回会合で、これまでの計3回の会合で議論した内容をあらためて整理する。

 

 会合は原則公開で一般傍聴できる。初回(昨年7月)と第2回(同10月)の配布資料や議事録は市ホームページで公開中。第3回も近く公開予定。問い合わせは市役所本館4階の教育未来室(電0277・46・1111内線686)へ。

 

第1回審議会(資料・議事録)

第2回審議会(資料・議事録)

 

 

 

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