群馬県でインフル注意報発令ー2日 県発表
2日、群馬県は、県内の最新のインフルエンザ流行状況(2016年1月25日~1月31日)を発表した。
全国的にも患者数が増加する中、県全体で患者報告数が注意報値(基準値10)を上回り、県内でインフルエンザ注意報が発令された。
県によると、今年に入り、インフルエンザ様疾患による学校の学級閉鎖などの報告も急増している。 定点医療機関からの報告では、A型、B型がともに流行しているという。また、群馬県衛生環境研究所におけるインフルエンザウイルス検出状況をみると、主にAH1pdm09、B型が検出されている。
(資料)県内のインフル患者報告数 急激に増加していることが分かる
インフルエンザは突然の発熱で発症し、上気道炎症状や、全身倦怠感、 頭痛、筋肉痛などを伴う。症状があれば、早めに医療機関を受診してほしいと群馬県では呼び掛けている。
特に受験を控えた中3生や高3生は日ごろの予防に注意が必要だ。
○地域別感染状況
富岡地域(32.00)
藤岡地域(29.33)
桐生地域(26.33)
東部地域(25.80)
高崎市(22.73)
館林地域(20.70)
※ ( )内:定点当たり報告数(人)、1医療機関当たりの患者報告数のこと。
(文=編集部)
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