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“選べる制服”ポスター作ってPR 大間々高校生徒有志グループ「みらい塾」

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“選べる制服”ポスター作ってPR 大間々高校生徒有志グループ「みらい塾」

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.04.12 
tags:SDGs, みらい塾, ジェンダー平等, 制服の自由選択制, 大間々高校

制服自由選択制のPRポスターの撮影をする大間々高校の生徒たち(神戸駅で)

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 県立大間々高校(高橋みゆき校長)でSDGs(持続可能な開発目標)を探究する生徒有志のグループ「みらい塾」が、2022年度の活動を始めた。7日、生徒と教諭がわたらせ渓谷鐵道の神戸駅を舞台に、制服の自由選択制をPRするポスター撮影に挑戦。一人の生徒がスラックスとスカートの両方を着用し、選べることが生きやすさにつながるというメッセージを表現した。

■わ鐵・神戸駅で写真撮影に挑戦
 同校では総合的探究の時間の一環として、SDGsの視点で物事をとらえる学びを深めている。生徒有志で構成する井上浦造みらい塾の課外活動も、こうした取り組みの延長にある。


 この日はハナモモの咲き誇る神戸駅を舞台に、同校が20年10月から採用している制服自由選択制のPR用ポスターの撮影に挑戦。同校2年の橋本水晶(みずき)さんがモデル役となり、スラックスとスカート、2種類の制服姿を撮影した。


 普段から二つの制服を使い分けているという橋本さんは「冷え性なのでスラックスは助かる」と話す。SDGs学習の効果もあり、ジェンダー平等に限らず、制服を選べることが個性の尊重につながるという視点が、生徒間に浸透しつつある。「女子生徒がスラックスをはきやすい雰囲気が、すでに校内で醸成されている」と橋本さん。


 「今年3月のアンケート調査では、女子生徒の14%が実際にスラックスを利用している」と高橋校長。40%はスラックスを着用したいとの回答もあり、自由選択は当たり前という感覚が浸透しつつあることを裏付ける。


 撮影に協力した同校の根岸彩夏教諭は「画像をうまく編集し、言葉を添えて制服自由選択制のよさを表現したい。ポスターだけでなくカレンダーにも利用し、県内の学校や地元商店などに配布できれば」と話している。

 

 

 

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