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【ミニきりゅう2022】「自慢できるまち」つくろう 11月の本番へ子ども会議始動

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【ミニきりゅう2022】「自慢できるまち」つくろう 11月の本番へ子ども会議始動

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.05.31 
tags:ミニきりゅう, 仮想のまち, 子ども会議, 社会体験プログラム

 11月の「ミニきりゅう」本番に向け、今年も子ども会議が動きだした(青年の家で)

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 子どもたちが仮想のまちをつくって運営する社会体験プログラム「ミニきりゅう2022」(実行委員会主催)の開催に向け、運営の中心となる「子ども会議」の第1回会合が29日、桐生市立青年の家で開かれた。11月5、6両日の“本番”に向け、桐生、みどり両市の小学4~6年生49人がメンバーとなり、まちのルールや通貨、仕事の種類などを決める作業に着手。7月にはまちのリーダーを決める「市長選挙」も行う予定だ。


7月にリーダー決める「市長選挙」
 ミニきりゅうは、ドイツ発祥の体験プログラム「こどものまち」の桐生版。子どもたちの中から市長を決め、市役所や職安、税務署、銀行、商店や飲食店、ゲームコーナーなどをすべて子どもたちがつくって運営し、働いたり消費したり納税したりして、社会の仕組みを学ぶプログラムだ。


 昨年11月に桐生青年会議所(JC)が主催(桐生市共催、みどり市後援)して初開催。今年はJCの卒業生でつくる実行委(中静一浩代表、岩崎啓行実行委員長)が引き継ぎ、11月5、6両日に青年の家で開催する計画で、両市の小学1~6年生600人の参加を見込んでいる。


 子ども会議は、みんなでつくるまちのルールや仕事、お店、遊び場などを決める中核組織。今後は月1回ペースで会議を開き、本物の選挙と同じ道具や手順で市長選を行うほか、ミニきりゅうだけで使える通貨、市章や市歌、仕事や遊びのブースを決めるなど、さまざまな準備を行う。


 第1回の会合では、全国で同プログラムを提唱する番匠一雅・田園調布学園大教授が「こどものまち」について説明。「こどものまちは全国300カ所で行われていて、全国サミットもある。みんなに自慢できるまちをつくろう」と激励した。


 昨年のミニきりゅうで市長を務めた大久保里胡さん(樹徳中1年)と副市長を務めた佐藤創さん(同)も来場。「いいまちができるよう頑張って」「違う学校の子たちと仲良くなると、まち全体が明るくなる」とエールを送った。


 6月26日の次回会議で市長選の立候補受け付け、7月31日の第3回で市長選を行う予定だ。


 

 

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