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子どもと町民で楽しむ 黒保根学園初の運動会

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子どもと町民で楽しむ 黒保根学園初の運動会

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.05.30 
tags:義務教育学校, 運動会, 黒保根学園

おんぶで走る親子競技を楽しむ参加者ら(桐生市黒保根町水沼の黒保根学園校庭で)

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 桐生市内初の小中一貫校として4月に開校した義務教育学校「市立黒保根学園」(林三樹夫校長、児童生徒数52人)が28日午前、黒保根町民と合同となる初めての運動会「くろほね春季大運動会」を、同市黒保根町水沼の同校校庭で開いた。同校の子どもたちと地域の大人たちが一緒になって競技を楽しみ、黒保根町ならではの世代間交流を深めた。


 黒保根町では2007年から毎年、黒保根小学校と第22区体育協会(会長・大塚慶治22区長)が運動会を共催してきた。20、21年は新型コロナウイルス禍で中止されたが、黒保根小中学校の統合で同学園が開校した今年、3年ぶりに学校地域合同の運動会が再開した。


 同学園1~9年生(小中学生)とその保護者、教職員、黒保根保育園の園児、黒保根町の地域住民ら総勢300人以上が校庭に集結。カテゴリー別に、徒競走や玉入れ、各種ダンス表現、長縄跳び、リレー、八木節踊りなど16種目を楽しんだ。


 「ツバメ~黒保根学園で共に生きる」と題した表現種目では、子どもたちがツバメに扮(ふん)したダンスで新たな学園生活を表現。6年生の親子競技はおんぶ競走やデカパン競走、借り物競走などを交え、見守った大勢の観衆の笑いを誘った。


 3年生の須永珠子(みこ)さん(8)は「こんなにたくさんの人に見てもらったのは初めて。恥ずかしかったけど楽しかった」「4月から(学区外の)新しい友達が増えたし、7~9年生とも仲良くなった」と笑顔で語った。


 朝から爽やかな晴天に恵まれ、林校長は「地域の学校なので、子どもたちが地域の方々とふれあえるこの日を待っていた」と開催できてほっとした様子。大塚区長も「全世代が集まる貴重な機会。このタイミングで再開できて良かった」と喜んでいた。

 

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