公立高校で入学式、新入生晴れやかにー9日
群馬県内の公立高校で9日、一斉に入学式が行われた。このうち桐生市美原町の県立桐生高校(高橋浩昭校長)で行われた全日制入学式には、普通科241人、理数科80人の計321人の新入生が出席し、希望に満ちた表情で高校生活の第一歩を踏み出した。
同校第一体育館で行われた式では、保護者が見守る中、新入生が晴れやかな表情で入場。担任教諭の呼名に応じて新入生一人ひとりが返事をして起立するセレモニーを経て、全員が高橋校長から入学許可を得た。
高橋校長は式辞で「根気強く努力することが大切」と語る一方、「苦しいときは、そのままの自分で良い」とも。「無意識のうちに人は変わる。間違いなく成長している。自分を大切にしてほしい」と新入生に訴えた。
新入生代表の林泰地さんは「できることを全力で行う。仲間を大切にして互いに切磋琢磨する」としたうえで、「桐高生として誇れるような行動を心掛け、将来に向けて精いっぱい努力する」と誓いの言葉を述べた。
9日以外の日に入学式を行う県内の公立高校は通信制の3校で桐生高校が14日、前橋清陵高校が17日、高崎高校が21日に実施する。
【写真】保護者が見守る中、晴れやかな表情で入場する新入生ら(桐生高校第一体育館で)
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