農大二高中等部でオープンキャンパスー今年は小5も参加
東京農大二高中等部(高崎市)のオープンスクールが27、28日に同校で行われた。オープンスクールは午前に1回、午後に1回で行われ、2日間で計4回の開催。「4回ありますが、同じ内容なので、どれか一つ都合のよい時間帯で参加していただく方式です」と同校入試広報部部長の手島健教諭は説明する。
オープンスクールは3部構成で、第1部ではグローバル教育やICT教育、理科教育に力を入れているなど、同校の教育の特色が説明された。豊富な授業時間を利用した体験的な学びや先取り学習による演習量が確保できるなど、6年間の一貫教育だからこその取り組みも紹介された。
第2部・3部は児童は体験授業を受講。保護者は第2部の時間帯は進路・入試説明、第3部は子どもたちの受講している体験授業を参観した。
体験授業は数学、ICT、理科、英語の4科目から選んで受けるスタイルで、それぞれの教室には指導教員のほか、ボランティアで参加した同校の生徒が参加した、児童たちをサポートした。
「面倒なことはScratch(スクラッチ)にやらせよう」というテーマで行われたICTの体験授業は、同校のICT教室で一人ひとりの児童がプログラミング学習用ソフト「Scratch(スクラッチ)」を使って、様々な問題を解くプログラミングづくりを行った。
【写真】ICT教室の様子
【写真】ICTの体験授業の様子
昨年までは小6対象のオープンスクールだったが、今年は小5からも参加者を募集した。同校では「小5生は想定していた以上の方に参加いただけた」と反響の大きさに驚く。今後の日程としては小6対象に、8月16日にプレテストが実施され、9月14日、10月12日にはプレテストの結果報告と入試概要を説明する入試説明会が行われる予定。
なお、今年度の同校の試験日程は下記の通り。
(編集部)