実践推進校指定の桐生市立川内小でICT活用の授業を公開<群馬>
2022年度のICT(情報通信技術)活用促進プロジェクト実践推進校に指定されている桐生市立川内小学校(臼井一子校長)で22日、ICTを活用した授業の様子が公開された。同市教育委員や小学校教諭ら約30人が参加し授業を見学した。
同プロジェクトは、学校授業でのICTの効果的な活用方法を探り、普及を図ることを目的に20年度から行われる取り組み。
今回の公開授業ではICTを活用した6年生の家庭科の授業を公開。「家族が喜ぶ献立を作成するために大切なこと」について、児童らはタブレットなどを活用し献立を作成した。
班による話し合いの時間では、アプリのオンラインホワイトボード「Jamboard(ジャムボード)」を活用。ホワイトボード上に自由かつ簡単に文字や図などが書き込めるアプリで、視覚的にわかりやすく意見を整理することができる。生徒たちはおのおので作成した献立データをタブレットで紹介し合い、献立作成時に大切なことを考え、意見を整理・共有した。
また、Zoom(ズーム)を使用し、給食を作る栄養士から献立の必要性、給食に込められた思いや工夫について直接話を聞き、理解を深めた。
関連記事
広告