身近な疑問を統計にして 桐生市統計グラフコンクール、力作並ぶ
桐生市統計グラフコンクールが1日、桐生市市民文化会館(美喜仁桐生文化会館)スカイホールで開かれた。会場には身近な疑問を着眼点にした市内小中学生の入賞作品が展示された。
市が毎年開催している催し。市内の小学校12校、中学校1校から87作品の応募があった。
展示された入賞作品は給食やおやつ、ペットなどの身近な話題から、自然や郷土、AI技術などをテーマに統計で深掘り。第1部(小学校1・2年)で金賞を受賞した齋藤悠希さんはランドセルを題材に同級生に聞き取りし、色や選んだ理由などをまとめた。第2部(小学校3・4年)金賞の加藤結衣さんは同学年にゴミ分別やゴミ拾いなどの意識調査を行い、ゴミを減らして自然を守るためにできることを提言した。
第3部(小学校5・6年)で金賞を受賞した鈴木結望さんはAI技術について、小学校3~6年生に対する認知度の調査や、一般企業がまとめた統計結果などを交えて発表。大人顔負けの研究発表に多くの来場者が足を止めて見入っていた。
応募全87作品は今後、県の統計グラフコンクールに提出される予定。
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