【コラム】『安心感』神子澤修
世界の野球人イチローの話です。
*最近では、大谷翔平選手の大活躍で、イチローさんの影が薄くなりつつありますが
イチローは、3歳から野球の練習を始めました。そして、小学校3年生から365日中360日は激しい練習に励んだといいます。愛工大名電高校卒業後念願だったプロ野球選手になります。彼が入団したのは、オリックスでした。ドラフト4位での入団でした。
オリックスでの最初の2年間は、なかなか実力を発揮することができませんでした。いつ2軍に落とされるのではないかという不安感を持ちながら打席に立っていました。
入団3年目、監督が仰木彬氏に代わりました。
仰木監督は、イチローの打席での様子を見て、彼にこう言ったそうです。
「イチロー、安心しろ。今年一年間お前を使い続けるから!」
その後の活躍ぶりは、皆さんご存知の通りです。
その年、210安打を打ち最多安打、打率は385厘で首位打者、ベストナインにゴールデングラブ賞受賞と賞を総なめにしました。
後にイチローは、仰木監督のことに触れ、こう言っています。
「この上司のために働きたいと思わせる能力、それが誰よりもたけていた。僕の唯一の師匠ですから」
4月、新入生や新入社員も多い時期です。どうか『安心感』を与える言葉をかけてあげてください。

桐生第一中学・高等学校 アドミッションオフィサー 神子澤 修

長年にわたり教育に携わり、子どもたちと熱く向き合ってきた元私立中学校学校長のみこさんが、子育てや勉強の悩みに答えます。どんな質問にも真面目にこたえますのでどしどし投稿をお寄せください。
プロフィール
神子澤 修(みこざわ・おさむ)
<現職>
桐生第一中学・高等学校 アドミッションオフィサー
<略歴>
富山県生まれ。明治大学政治経済学部、桐丘短期大学(現・ぐんま未来大学短期大学部)で学ぶ。桐丘高校(現・桐生第一高校)の教師としてキャリアをスタートさせ、現場主義を貫きながら教頭として学校運営にも深く携わる。その後、桐生大学附属中学校(現・桐生第一中学校)の校長としてリーダーシップを発揮。2026年3月の退任まで、教育改革が進む激動の時代において、温かな眼差しで生徒たちを導き続けた。
<資格>
教員資格(社会・家庭・保健)
社会教育主事、管理栄養士、調理師、行政書士、危険物取扱者
産業カウンセラー、食育インストラクター、GCS認定プロコーチ、フードコーディネーター
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