じわりと増加傾向、県内の新型コロナ感染者数ー2日
群馬県は2日、新たに10人の新型コロナウイルスの感染確認を発表した。一昨日14名、昨日14名と3日連続で二けたになった。
全国的に感染者数が落ち着く中、連続で二けたの感染者数が出たことで、NHKが発表している直近1週間の10万人あたりの感染者数は、1日現在で2.47人と全国で一番多い数字となっている。
この状況に対し、山本一太知事はブログの中で、「現時点で、県内の警戒度を上げるような状況に陥っているわけではない」としながらも、「全国ワーストは由々しき事態だ。理由をよく分析した上で、引き続き県民の方々に注意を呼びかけたい」と述べた。
国内でオミクロン株の感染者が確認され、2日には群馬県内でもオミクロン株の濃厚接触者が3名確認された。
受験シーズンが本格化する中、太田市内の学習塾の塾長は「子どもたちの間では、もうコロナは落ち着いたというムードがある。気が緩みがちだった感染予防を改めて徹底しなければ」と話している。
(編集部=峯岸武司)