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【塾の先生コラム】マイナスに向かう瞬間に気づく方法(館林・進学塾クエスト)

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【塾の先生コラム】マイナスに向かう瞬間に気づく方法(館林・進学塾クエスト)

オピニオン

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2021.12.19 
tags:勉強法, 古口徳夫, 進学塾クエスト, 進学塾クエスト 館林

第1回は館林市の進学塾クエストの古口先生です。

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 みなさんはじめまして。館林市の北西部、県立館林美術館の近くで小1生~高3生を対象とする「進学塾クエスト」を運営しております古口徳夫と申します。

***

 これからの時代、お子さんたちには今まで以上に「主体性」が求められています。子どもたちはあと数年後で必ず社会に出ます。それまでに「自分に自信を持って、自分の力で歩んでいける人になってほしい」との思いのもと、「自分で決める・自分で進める・私たちは支え続ける」というスタンスで指導をしています。時には先導者、時には伴走者、お子さん・保護者のみなさまにしっかり寄り添って歩んでゆきたい…私たち全員の思いです。

 

【写真】進学塾クエスト 古口徳夫塾長

 

 さて、突然ですが、問題です。
 現在、自分の思い通りにすべてがうまくいっています。でもこの先、自分にとってよくない【マイナスの展開(例えば、テストでやらかす・失恋・人生最悪の事件に遭遇・部活中にケガ・体重が増えるなどなど)】に進んでしまうかもしれません。

 

「今の自分はまさに【マイナスに進む瞬間】に遭遇している!」ということに気付く方法があるのですが…わかりますか?


 どんなに自分が努力をしていても、「激ムズ」な試験問題にぶち当たったり、大好きな相手の気持ちが突然変わったり、カラスが何か(笑)を落としてきたり、というような「自分以外」の要因によってマイナスの展開に引きずり込まれることはあります。仮にそうだとしても、自分以外に原因を押しつけるだけではまずいですよね。


 もしマイナスの展開に進む分岐点がわかれば、マズイ展開にならないように、自分でも防衛策を講じることができるのでは?と思うのです。
 それは…

 

「メンドウクサイ・面倒くさい・Mendokusai」

 

というコトバです。朝起きて夜寝るまでの間、いったい何回くらい「面倒だ」と思うでしょうか。この「面倒だ」という思いはちびっ子からご年配までもれなく抱くものだと思います。
 起きるのが面倒、着替えるのが面倒(次の日に学校に来ていくジャージを着て寝るという強者の中学女子がいました)、「いただきます」「ごちそうさま」「行ってきます」と言うのが面倒、勉強道具を整理するのが面倒、勉強も面倒、部活の基礎練習が面倒、人付き合いが面倒、学校行くのが…生きるのが…。
 日頃の生活や学習中に「面倒くさい」思ったら、その瞬間が【マイナスの展開】に進んでしまうかどうかの「分かれ道」と思うこと。そして【プラスの展開】を望んでいるのであれば、とりあえずその瞬間にやっていることを丁寧に進めてゆくこと。そうすると必ず自分にとって「いい展開」がやってくると信じています。ビジネス・家事・勉学・趣味…何にでも当てはまるのではないでしょうか。
とりあえずは「ったく、めんどく…やりますよ!ハイハイ」って感じでもいいのでは?
 そんなときこそ一つひとつ、落ち着いて、丁寧に克服していきましょう。
   健康であることは何より大切。特に受験を控えたみなさんは手洗いうがいを徹底しましょう! 

 

 どの学年も一年の締めくくり。ビシッとキメていい年を迎えましょう!!

 

当コラムは主に両毛圏域で学習塾を運営する塾の先生にお願いしたエッセイ、コラムを掲載します。お子さんに寄り添い気の張る毎日、日常に寄り添いながらもちょっと違う視点でお伝えします。 

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