令和4年度入試(前期・後期選抜)の入試平均点を発表ー県教委
群馬県教育委員会は18日、公立高校入試の結果を公表した。
前期入試の受験者平均は150点満点中99点(昨年は93点)で合格者の平均点は104点(昨年は97点)だった。
後期入試の受験者平均は500点満点中300点(昨年は291点)、合格者平均点302点(昨年は295点)だった。平均点については前期選抜は各教科50点満点に、後期選抜は各教科100点満点で計算している。後期選抜で傾斜配点を行った場合も100点満点に換算して集計した。
■後期選抜 教科別の平均点とコメント(各教科100点満点で集計)
・国語 受検者平均点:62.9点(昨年は70.6点)
出題に当たっては、文章を的確に読み取る能力や、読み取った内容を踏まえて自分の考えを適切に表現する能力などについて、国語科の各領域を考慮して受検者の国語力を総合的に問うことができるよう配慮した。
・社会 受検者平均点:59.6点(昨年は61.0点)
出題に当たっては、基礎的・基本的な学習内容について問うとともに、資料を比較したり関連づけたりして幅広く考える力、グラフや図表を読み取って活用する力や読み取ったことを基に自分の考えをまとめて表現する力を問うことができるよう配慮した。
・数学 受検者平均点:57.7点(昨年は48.0点)
出題に当たっては、中学校における平素の学習の成果が生かせるよう、各学年・各領域における基礎的・基本的な内容を問うとともに、応用力や論理的思考力、表現力を問うことができるよう配慮した。
・理科 受検者平均点:62.0点(昨年は51.4点)
出題に当たっては、基礎的・基本的な内容及び身近な題材を基にした観察・実験を重視し、科学的な思考力、判断力、データや図表の読解力及び自分の考えをまとめて表現する力を問うことができるよう配慮した。
・英語 受検者平均点:57.9点(昨年は60.1点)
出題に当たっては、各学年・各領域(「聞くこと」、「話すこと」、「読むこと」、「書くこと」)全般にわたる内容について、基本的なコミュニケーション能力を重視し、理解力・表現力を問うことができるよう配慮した。
(参考)
(県教委ホームページから)
■前期選抜 教科別の平均点とコメント(各教科50点満点で集計)
・国語 受検者平均点:35.3点(昨年は37.2点)
出題に当たっては、中学校までに学習する基礎的・基本的な内容を重視し、語彙や文法事項のほか、文章を的確に読み取る能力や適切に表現する能力などについて問うことができるよう配慮した。
・数学 受検者平均点:33.9点(昨年は26.5点)
出題に当たっては、中学校の各学年・各領域における基礎的・基本的な知識・技能を中心とした問題とし、論理的思考力や表現力についても問うことができるよう配慮した。
・英語 受検者平均点:30.2点(昨年は28.9点)
出題に当たっては、中学校までに身に付けるべき基礎的・基本的な知識・技能を重視し、実際のコミュニケーションの場面でこれらを活用する力を問うことができるよう配慮した。
(県教委ホームページから)
(編集部=峯岸武司)