生徒会取材で全校ボッチャ 大間々中、縦割り交流で熱戦
ボッチャを通じて全校が交流する生徒会主催の大会が15日、みどり市立大間々中学校(糸井隆志校長、生徒数197人)で開催された。パラリンピック正式種目でみどり市が普及に力をいれるボッチャ。「自分がやるとは思っていなかった」という中学生たちも頭脳戦のチームゲームにだんだん集中して、体育館は熱気に包まれていた。
全校ボッチャ大会は全生徒を縦割りの30チームに分け、予選は3チームの総当たりリーグ戦、そして1位2位3位の各トーナメント戦で行い、ローカルルールでみんなが投げられ数多くゲームができるよう配慮。みどり市教委の出前講座を受けたり事前に学年ごとに練習したり、ルールを学んで大会に備えた。
生徒会長の山口栞奈さん(3年)は「例年は脱出ゲームなどのレク種目をやりますが、今年は感染症と熱中症対策を考えた上で、ボッチャにしました。そもそも『ボッチャって何?』から理解を進めて準備してきましたが、思った以上にみんな楽しんでくれてよかったです」。「自分はテニス部ですが、ボッチャはチーム戦で戦術によって変わる」と、審判役に汗していた。
卓球部で「県大会に行けるよう頑張る」という二本柳憐さん(3年)は「ボッチャは初めて。パラリンピックをテレビで見てますが、自分がやるとは思わなかった。思っていた以上に難しく、ボールも重い。機会があればまたやりたいです」と話す。
各ゲーム2エンド、同点でじゃんけんで決まった勝負もあり、上位チームには表彰状が贈られた。
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