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角川ドワンゴ学園N高・S高校 高崎キャンパス説明会実施-16日

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角川ドワンゴ学園N高・S高校 高崎キャンパス説明会実施-16日

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.10.19 
tags:N高 S高, N高 S高 桐生, N高 S高 群馬, N高 S高 高崎, 角川ドワンゴ学園

16年4月にN高が、21年4月にS高が開校し、合計の在籍生徒数は22年6月30日現在で2万2000人を超える。画像は同校ホームページから。

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 学校法人角川ドワンゴ学園(山中伸一理事長)N高等学校・S高等学校は16日、2023年4月に高崎駅近くに開校を予定する高崎キャンパスの学校説明会を高崎ピュアビルで実施した。
 N高・S高は、ネットと通信制高校の制度を活用した新しいネットの高校。パソコンやスマートフォン、タブレット、VR機器でネット学習を行い、高校卒業資格の取得を目指す。

 16年4月にN高が、21年4月にS高が開校し、合計の在籍生徒数は22年6月30日現在で2万2000人を超える。通学コースの生徒が通えるキャンパスは全国に33カ所あり、高崎キャンパスは群馬県内初で34カ所目となる予定。
 N高とS高については、学べるカリキュラムに違いはなく、異なるのはスクーリングの会場のみ。スクーリングは対面形式の授業で、高校卒業資格取得のための必修授業の一つ。1年次と3年次は全国にある拠点のスクーリング会場で行われ、2年次は在籍する本校で実施する。N高が沖縄県うるま市にある沖縄伊計本校、S高が茨城県つくば市にある茨城つくば本校となる。

【写真】高崎市内で開かれた学校説明会の様子


 N高・S高で選べるコースは、ライフスタイルに合わせ自分の好きな時にネットで学習する「ネットコース」と、ネットやキャンパスで仲間と集い学習する「通学コース」、「オンライン通学コース」、「通学プログラミングコース」の4コース。どのコースでも全国の拠点で行うスクーリングや本校スクーリングには参加が必要で、ネットでつながった友達とリアルで会える貴重な機会となっている。
 N高・S高では、ICTツールが日常的に使われているほか、資料のやり取りや日程管理など、企業で使われているビジネスソフトでの授業や活動も盛んに行われる。高校を卒業するまでに、社会で働く際に必要となるITスキルを身に付けられることも魅力となっている。
 社会性を育む学校づくりを大切にしているN高・S高では、ネット遠足やネット部活などを実施している。オンラインゲームを使ったネット遠足には、多くの生徒とスタッフが参加し、一緒に冒険を楽しむという。また、現実でのイカ釣り体験や刀鍛冶体験、酪農体験など、地方公共団体や企業と連携し日ごろ体験できない社会体験活動も多く用意する。ネットの教育では、コミュニケーション力や社会性が育たないという不安解消にも力を入れている。
 説明会ではN高・S高の全体概要や学校生活、特徴などの説明のほか、「モノゴトを正しく見る考え方を学ぶ」体験授業を実施。世界で最も競技人口が多いスポーツは何かや、世界の平均寿命は何歳かについて、参加者は楽しみながら学んだ。
 なお、沖縄、茨城に次ぐ本校として旧桐生女子高の跡地に開校を予定している「第三N高」(仮称)は、当初の予定を2年延期し25年4月の開校を予定している。

(編集部=臼井晃斗)

 

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