【コラム】『創立記念日』(神子澤修)
12月6日は、私が日頃お世話になっている桐丘学園の創立記念日でした。
私学にとって創立記念日は特別な意味を持っています。
12月の「生徒朝礼」で創立記念日の意義について生徒の皆さんにお話ししました。
桐丘学園は1901年(明治34年12月1日)に長澤幹子先生によって創立されました。
長澤先生は、女子教育の必要性を強く認識され、女性として自立するための自覚と技術を身に着けることを目的に本学園を創立されたのです。この考えが、現在の建学の精神である「社会に出て役立つ人間の育成」に繋がっていきます。
長澤先生は、「針一本の力で世の中を変える」という強い信念のもと、女子教育に心血を注がれました。
その弛まぬ努力の結果、「桐生に長澤裁縫学校有り」と、世間で評価されるまでになったそうです。
長澤先生は、1931年12月6日に享年65歳で永眠されました。長澤先生を偲び、学園の発展を祈るために命日である12月6日を創立記念日としました。
桐丘学園は、長澤先生が学園をスタートされてから123年の歴史を刻んできました。私たちは、長澤先生の意思を受け継ぎ、この学園をさらに発展させていかなければならない使命を負っています。ぜひ、これからも桐丘学園に対する絶大なるご支援とご理解をよろしくお願いいたします。
桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修
追伸です。
現在、12月21日㈯に実施予定の「推薦入試」と「一般入試」の願書受付中です。皆様の周りに小6生がいらっしゃいましたら是非、私たちの桐生大学附属中学校への受験をお勧めいただけると大変助かります。学校見学、受験相談は随時受付中です。よろしくお願いいたします。
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